日記カレンダー
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
<<前月 2008年01月 次月>>
  新しい日記
  検索
Google
店主日記内を検索
  過去の日記
2002年
  ・  5月
  ・  6月
  ・  7月
  ・  8月
  ・  9月
  ・  10月
  ・  11月
  ・  12月
2003年
  ・  1月
  ・  2月
  ・  3月
  ・  4月
  ・  5月
  ・  6月
  ・  7月
  ・  8月
  ・  9月
  ・  10月
  ・  11月
  ・  12月
2004年
  ・  1月
  ・  2月
  ・  3月
  ・  4月
  ・  5月
  ・  6月
  ・  7月
  ・  8月
  ・  9月
  ・  10月
  ・  11月
  ・  12月
2005年
  ・  1月
  ・  2月
  ・  3月
  ・  4月
  ・  5月
  ・  6月
  ・  7月
  ・  8月
  ・  9月
  ・  10月
  ・  11月
  ・  12月
2006年
  ・  1月
  ・  2月
  ・  3月
  ・  4月
  ・  5月
  ・  6月
  ・  7月
  ・  8月
  ・  9月
  ・  10月
  ・  11月
  ・  12月
2007年
  ・  1月
  ・  2月
  ・  3月
  ・  4月
  ・  5月
  ・  6月
  ・  7月
  ・  8月
  ・  9月
  ・  10月
  ・  11月
  ・  12月
2008年
  ・  1月
  ・  2月
  ・  3月
  ・  4月
  ・  5月
  ・  6月
  ・  7月
  ・  8月
  ・  9月
  ・  10月
  ・  11月
  ・  12月
2009年
  ・  1月
  ・  2月
  ・  3月
  ・  4月
  ・  5月
  ・  6月
  ・  7月
  ・  8月
  ・  9月
  ・  10月
  ・  11月
  ・  12月
2010年
  ・  1月
  ・  2月
  ・  3月
  ・  4月
  ・  5月
  ・  6月
  ・  7月
  ・  8月
  ・  9月

















 

一緒にゴールする歓びを
 皆さん、こんばんは。少しづつですが私どもも平静を取り戻しつつあるかな、というところまで来ました。発送の方はまだまだ渋滞していますが、これも明日,明後日で何とか通常モードまで戻すことが出来るようになると思います。正直、ホッとひと安心です。

 さて早速ですが以前からお知らせしておりました横山さん(クラルテさん)のCDの販売を今日夕方から開始いたしました。前にも書きましたが「音楽って楽しいんだ!」と心から思え、爽やかな気持ちになれること請け合いの1枚です。横山さんの音楽はいつも快活で外向きで光が当たっているような明るさがあると思うのですが、その演奏そのままの録音の良さも特筆もの。横山さんは我々と同じものづくりの仲間でもありますので、是非一緒に応援しようではありませんか!

 ところでお正月休み中のものづくりも皆さんひと段落して、メールでのレポートもひと通り出揃ったかな、という感じです。しかしまあ、悲喜こもごもと言いますか計画通り出来、期待通りの音質を満喫されている方ばかりではありませんから、今後暫くは上手く行かなかった皆さんのサポートに注力して、とにかく完走しようという気持ちのある方全員をゴールまで導くお手伝いをさせて頂こうと思っています。「完走しようという気持ちのある方」・・・そう残念ながら完走の意思を放棄してしまった人もゼロではありません。毎回長期の休みの後は色々と考えさせられるのですが、どうして同じキットでこうも評価が分かれることがあるのだろう・・・という事です。全く同じキット、がですよ。完成された方からは「製作も楽しめましたし、音にも満足しています。楽しいお休みでした!」みたいなコメントを頂ける一方、残念ながら完成の歓びに浴することの出来なかった方から、ここが悪い、マニュアルが分かり難い、パーツの品質が云々・・・と毎回お叱りを頂きます。知らない人が見たらとても同じ製品の事を言っているとは思わないでしょう。それほどキットという製品形態は評価のダイナミックレンジが広い。
 随分前の日記でキットを売るという事を生業(なりわい)としている喜びと悲しみに少し触れたことがありますが、最終的に出来る,出来ないの雌雄を分けるのは作る方の技術ではなくて「何がなんでも作ってやる!」という強い気持ちだと思います。何を!と思われるかもしれませんが本当です。
 
 一方売る側としては「これなら大丈夫だ」と思ってご提供しているマニュアルにだって作る立場からすると???という事も!!!という事も多々あることは想像に難くありません。実際私も売るばかりでなく毎年幾つものキットを買って組んでいますから、お客さんの視点,目線でみると「ここは分かり難いかもなあ」という部分は一つの製品で三つや四つはあるものです。これをメーカに指摘したところで「そんな事、言うまでもないでしょ。当たり前ですよ」で終わってしまう事がオチでしょう。
 いつもここからが大きな分岐点だと思うのですが、製作途上で何らかの壁にぶちあたった時、何故だろう・・・と自分なりに考え、自分なりに調べで自分で解決される方、分からない,出来ないと不定愁訴のように仰る方・・・それを分けるのは自ら進んで挑戦できるマインドがあるか、受身的にしかキットと対峙できないかの姿勢の違いだけのような気がします。失敗という過程を乗り越えて自分を成功に導けるかどうか、これはその人の生きざまに通じる・・・大袈裟にいえばそのくらいの重みを感じる毎年この時期です。

 私どもの仕事は皆さんにキットを買って頂くことで成り立っています。これは間違いのない事実。しかし本当に私たちが務めるべきは、買って頂いたキットを出来れば100%、ちゃんと音が出て楽しんで頂けるまでの過程をきちんと見守らせていただく事ではないかと常々思っています。正直電話やメールで不具合の症状を伺ってもピンと来ないことが少なくありません。そんな時は頭のなかにシャーシの中味を浮かべて「うーん、あそこはどうすると間違い易いかなあ」と私は考えるようにしていました。「どうしたら出来るか」ではなくて「どうしたら出来ないか」・・・この逆転の発想が大事で、出来た人から「何故出来ないの?」的な事を言われても何の意味もないように「出来ない」ことを前提にしてそれが何によって齎される可能性があるかをイメージすると案外、手がかりが見つかるものです。

 佐藤氏,有園氏を見ていると今日は電話を首に挟みながらマニュアルをめくりつつ、色々お客さんとやっているのを見受けます。こういう経験を積み重ねてお客さんの立場や痛み、そしてその結果一緒にゴールする歓びを共有することがこの仕事にとっても最も重要な糧です。これらの経験が次に生まれてくる新しい製品に生かされてくる訳ですからドンドンやってドンドン叱られて、そして一緒に悩み一緒に解決しながらドンドン吸収させてもらってほしい・・・本当にそう思います。

 



店主日記TOP


(c)2007 SUNVALLEY