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次なる道しるべに向けて
 皆さん、こんばんは。今日は9時過ぎにウインズを出発。名古屋市内を経由して15時前に会社に帰還いたしました。


お世話になった村瀬さん、お父さん、そして佐藤氏と一緒に記念撮影。皆の顔から寒さ加減が伝わってくるでしょう?因みにこの時マイナス6度です。

 今回1泊1.5日の短い出張でありましたが非常に多くの事を学ばさせて頂いた気がします。長野から刈谷に戻る道中、佐藤氏と色々話していた時のことです。「ある価格帯以上の製品は完成品オンリーという方針転換も必要かもしれませんね」・・・今回S工業さんのものづくりを拝見して確かに一理あるかもな、と思っています。今まで私どもは全てをキットベースで開発してきました。ものづくりの楽しさ、自分の製作したアンプやSPで音楽を聴く感動・・・これはキット屋の全ての根源です。しかし急激な市場構造の変化によりハンダごてすら握ったことのない方も含め総体としては経験者の割合は少しづつですが確実に減少傾向にあるのは動かしようのない事実。果たして20万,30万というキットをお求めになる方のどの位がものづくりを目的としてお求め下さっているのでしょう?ひょっとして「次善の策」として、ひょっとしてキットの方が単純に値段が安いから・・・そういう理由でもし私どものキットが市場に出ているとしたら?そしてご自身の気付かないところで完全な動作になっていなかったとしたら・・・それこそ何のための高価なお買い物?ということになってしまいます。

 私どもの願いは「真空管アンプって何て素敵なんだろう」と思って頂けること。その為には製品によっては敢えて完成品オンリーという選択肢も必要かもしれません。この点については是非皆さんのご意見をお伺いしたいと思っています。キットとしてものづくりを心ゆくまで楽しみたい方、完成品で安心を買いたいと仰る方・・・皆さんのニーズを実現することこそが私どもの使命です。何となくですが一つのスレッショルドは10万円かな、と。SV-16KやJBシリーズ、SV-3/6やmini88/300のようなキットならではの商品は絶対に残したいですし、勿論キットを減らそうという積もりは毛頭ありません。寧ろ今まで15万,20万で製品化していた品物のテイストを10万円以下で実現することこそ私どものしか出来ない仕事ではないかと考えています。そして15万,20万あるいはそれ以上の品物は「組立済キット」ではなく最初から高度に管理された環境で始めから完成品として製造し販売する、これも私どもの、私どもにしか出来ない使命ではないかとも考えています。皆さん本当のところはどうなんでしょう?是非忌憚無いご意見をお教え頂ければ幸いです。

 私たちは何故真空管アンプの仕事をしているのだろう・・・考えてみれば不思議なものです。次なる道しるべに向けて進んでいく為にも今、皆さんからのメッセージが必要です。明日は根津さんが久しぶりにショールームに遊びにいらっしゃいます。6041のSさん,タケさん,第九のIさんもご参加される予定となっていますので、この点もお伺いさせて頂きたいと考えています。

 



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