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改めて認識したいNOS整流管の魅力
 皆さん、こんばんは。今日は幾つか報告を。先ず球関係ですがRCA,Sylvaniaの5U4Gがある程度纏まって入荷してきました。現行整流管がどうしてもNOSに対して電流的な耐性が低く、管内スパーク等のトラブルが発生し易い事は経験的にご存じの方も多いと思いますが、NOSは素材が異なるのか,工程が異なるのか、品質的には現行球の遥か上を行っているのは事実です。
 だいぶ前の話にはなりますがWEが「300Bは復刻できても274Bはどうしてもダメだ」と整流管の復刻を断念した件は有名です。見た目は勿論同じものが出来る。勿論当時の図面通りに作っている。なのに特性が出ない。バタバタと球が死ぬ・・・試作段階でこういう状況が続いて結局歩留まりが上がらずWEも量産を諦めたとか。今だから言いますが、当時復刻版WE274Bの試作(といわれるもの)が入ってきたことがあります。当時から今のような枯渇状態まではいっておらず、一本7万〜8万で買えた幸せな時期。それでも復刻のニュースは大変有難い知らせでしたので、意気揚々とテストしてみたのですが結局通電後50時間程度で管内に真っ青のグローが現れ憤死。原因は私には分かりませんが、管内の不活性ガスが何らかの事由で或るタイミングで爆発的に増え、真空度が損なわれた結果、整流管としての機能が失われたものと思いますが、図面は残っていても往時の素材や紙に遺せない、人から人へのノウハウの伝承が途絶えてしまったのでしょう。数年前のRCA 5R4GYに始まりCRTRON 5R4WGB(現在も販売中),Sylvania JAN274B, STC 4274B/CV1751specialなど良い整流管には沢山出会って来ましたが電気的にだけでなく音質的にも大きく変化してみますので、皆さんも何かのチャンスでNOS整流管をゲットする機会が是非現行管と音の比較をしてみて下さい。巷間漏れ聞くところによりますと国産300Bも様々なご苦労を乗り越えながら現在も開発を進めておられる由。5A1.2AフィラメントでWE300B同等のIpを得るのは至難の業だとは思いますが、是非頑張って頂きたいものです。

 因みに今回入手したRCAとSylvaniaの5U4Gですが構造やロゴ等にマイナーな差異があり、細かく言うと10種類弱のヴァージョンがあります。選別の結果、歩留り次第ですが一本4000円台でご提供出来ると思いますので、この機会にNOS管とやらを試してみるか・・・という方はご期待下さい。

 あとこれはまだ未決定の案件ですがN響さんの機関紙「フィルハーモニー」に秋頃から製品のPR広告を入れさせていただくことが出来るようになるかもしれません。最近は「電気の事は全然分かりませんが真空管の音が気に入りましてね。是非手もとに置いてみたいんですよ」という方が増えてきています。この日記を読んで下さっているようなマニアックな方ではありませんので、あまり細かい事を並べ立てて三極管だシングルだと言っても逆にワケが分からなくなってしまいます。従って広く音楽ファンの皆さんのアピール出来るように例えばアンプ+SPの組み合わせで20万のセット,30万のセット,50万のセット,100万以上のセット例を作っておいてお見せすると「ああ、これなら良いかもね」とスムーズにお話が進むケースが最近とみに増えてきています。N響定期会員の皆さんも恐らくはオーディオよりも音楽ファンでしょうから、私どもが自信を持って組み合わせるセットプランを毎回誌面で展開してお客さまによってカスタマイズしていく方法が良いかな、と思っています。そういう意味で今後ますますSP群の充実が私どもに求められるところでありますので、現在欧州系のSPブランドに幾つか当たりをつけて継続的取引が出来ないか打診中です。出来ればエレガントなイタリア系,フランス系の小型SPの中から良い物を選って私どものアンプと組み合わせる極上のシステムコンポみたいな感じが狙えたら最高だな、と思っているところです。

 最後にTFK PCL86の追加販売分ですが今週金曜20時スタートでいく事にしたいと思います。前にも書きました通り、今回は入荷分の1/2、つまり300本(150ペア)でお一人さま2ペアまでの購入制限を付けさせて頂きます。残りの1/2は来週としなるべく多くの方にご購入のチャンスがあるようなかたちでご提供させて頂きたいと思っています。価格は前回と同じペア6800円(税込)。どうぞお楽しみにお待ち頂ければ幸いです。

 



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