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あらしの夜に
 皆さん、こんばんは。もうじき丑三ツ刻・・・15年ほど前「あらしのよるに」という絵本が話題になったことがあります。狼と山羊の友情を描いた作品で嘗て子供に読んで聞かせたことがありますが、今晩のキット屋もまさに「あらし」のような状態でした。結果的に大きな混乱もなくTFKスペシャルを数セット残すだけとなり少々ホッとしております。
 ただ午後8時のご開帳・・・これが良いかどうかは未だに分かりません。中には「今回も買えなかったじゃやないか」と仰る方もおられます。変に時間を決めるのが拙いのであれば、普通のお店のように午前10時販売開始にした方がフェアなのかもしれません。何をどうやっても全員の方が同じ条件というのを設定するというのは不可能です。私どもとしては事前に販売日時を開示し、早くレジへ来て下さった方から順番に会計させて頂くことをフェアと思ってこれまで限定商品については、この方法で販売して参りました。それでも買えなかったのが私どもの所為であると言うのであれば今後は事前告知はやめて、以前のように「電撃」(いきなりアップ)に戻そうかとも思っています。今週Prime300Bver.5(ナス300B)が入荷(今回はいつもの量の3倍確保)してきましたし、RCA,Sylvaniaの5U4Gも非常に良い物を確保出来たので来週にも販売させて頂こうと思っておりますが、試しにこの2品は普通に準備でき次第アップさせて頂こうと思います。皆さんに喜んで頂けると思って必死に在庫を探し、やっとの思いでアップしても耳に入るのがクレームでは、スタッフも浮かばれません。

 商売というのは本当に難しいです。モノを売るということは自分を売るのと同じだ・・・自分と同じくらい商品を大切にしなさいと教えてくれたのは母ですが、先日同業でネット通販主体でやっている知り合いから電話があって「もう疲れた」としみじみ言っていました。自分を名乗らないメールに必死に返事を書く毎日・・・「何かあれば〇〇(自分の名前)まで連絡下さい」とメールを打つと本当に自分宛の呼び捨てメールが届く日々に疲れたと。私どもでは幸いそのような方は稀ですが、それでも時々「何のため?」と自問自答したくなる時があるのは事実です。

 ただネットビジネスならではの素晴らしさ、楽しさも沢山あります。苦しい事も沢山ありますが、それ以上の歓びがあるからこそ休みのないネットの世界で何とか今日までやって来られました。何より素敵だなと思うのは普通では知り合う事の出来ない多くの先輩,仲間に出会えること。明日はF田さんの家にお伺いすることになりました。いきなり電話がかかってきて「大橋さんのアンプ、凄く鳴るようになってきたんだよ。こんなヴァイオリンの音が出るなんて・・・とにかく一度聴きにおいでよ」と堰を切ったように電話で話されていました。調べてみるとSV-86Bをお納めしたのが2005年。SV-310とSV-310EQをお納めしたのがその少し後。管球王国41号巻頭カラーでF田さんのオートグラフ(ゴールド)をご記憶の方も多い筈。4年ぶりに音がどう変わっているか自分の耳でしっかり確かめてこようと思っています。F田さんが今日電話で「本当にありがとう」と仰って下さいました。モノ売りは結局そのひと言だけで生かされているのだ、としみじみ感じています。

 



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