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2010,07,26, Monday
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皆さん、こんばんは。大変お待たせしました!スタントン500(B)ただいまアップしました(20:40)。
・・・再び失礼します。スタントンですがアップ後約8時間が経過し約75%のご注文が決まっているようです。このまま行くと明日のAM中にも完売になってしまうかもしれません。今のところ追加調達出来るという情報は入っておりませんので所謂一発モノの可能性大ですが、大変使いやすいカートリッジで且つ音も良いので「これからアナログやってみよう」という方だけでなくMC一辺倒だった方にMMの良さを知って頂く良い素材でもあると考えています。いずれにせよ少々お急ぎになった方が良いかもしれません。 ところで今日の大阪納品。結果的にはノープロブレムでお納め出来たのでホッとしているところですが、最初のご提案から今日の納品までの一連の作業を通じ、真空管アンプの良さどころか存在そのものをよく知らない方々に対して、どうやってこの魅力をお伝えすれば良いのかという点に於いて少なからず今まで味わった事のない葛藤がありました。途中ボタンの掛け違いがあってお叱りを頂いたりもしましたが最終的には先さまのご理解を頂戴することが出来て無事納品させて頂くことが出来たことを大変喜んでいます。 その一方で日頃わたし達が如何に皆さんの知識や理解に助けられてこの仕事をさせて頂いているかを改めて痛感しました。多くを語らずとも製品に対する理解と日頃から培っているお互いの信頼関係が大きいのは間違いありませんが、逆に言えば「サンバレー?真空管?何それ?」というお客さまに私どもの製品の何たるかを理解頂く事の難しさは並大抵のことではない、という現実を突きつけられたような気もしています。今後真空管アンプを多くのお客さまに知って頂き、使って頂く為に私どもがどうアプローチし、何をすべきかを改めて原点に帰って真剣に考えなければいけません。その点では今回の商売は私の中で忘れられないものになりました。「分かってる人が買ってるんだから」はもう通用しないという事です。 明日、N響さんの機関誌「フィルハーモニー」向けの広告撮影があります。今日時間がなくて実機を拝むことが出来ませんでしたが、会社からの連絡では無事ソナスのSPも届いたようですので、久しぶりにこの音を聴いて改めて自分の中でこのイタリアのまさに楽器的なSPの魅力がどこにあり、私どものアンプでどう鳴らすべきかを考えてみようと思っています。 音楽ファンとオーディオファン。目指すところは同じ筈なのに別の島の住人のような間柄であるのが不思議でならない訳ですが、今日の大阪のお客さまのように時間は掛かっても最終的には「良い音だね」と仰って頂ける為に、私どもが何をどう訴求したら良いのかを改めてよく考えてみたいと思っています。 写真を撮るとき、被写体から離れすぎると何を際立たせたいかが分かり難くなる・・・近づきすぎると全体が見えなくなる・・・この難しさ。どの角度からどの程度の距離で私どもの製品を切り取ったらよく分かって頂けるのだろう?恐らく業界全体に共通するこの問題をしっかり考えてみたいと思います。知らない人に全部を理解頂く必要はない、先ず興味を持って頂けるかどうか・・・「あ、素敵だな」とか「良い音しそうだな」という感覚を持って頂けることを最初の目標にして良いのではないかと何となく思っているところです。 |