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2010,07,27, Tuesday
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皆さん、こんばんは。いま日記を書こうとして管理者用の画面を開けたら「記事ID:3000」の文字が目に飛び込んで来ました。3000・・・つまり今書いているこれがキット屋HP開設以来ちょうど3000回目の店主日記ということになります。今を遡ること9年前・・・まだブログなんて言葉も一般的ではなかった2002年5月31日から飽きもせず日々これを日課として続けて参りました。皆さんからは「よくやるねえ」と言われることもありますが、私としては誰に言われてやる訳でもなく、気がつくと自然とPCに向かうのが当たり前になっていた・・・というのが実感です。
不思議と書く事は毎日あるものです。これが「面倒くさいなあ」とか逆に「格好良い事を書いてやろう」だとか思ってやっていたらとうの昔に頓挫していたに違いありません。毎日の雑感を文字通り日記として自分を偽らずに書いてきたからこそ続けられた訳ですが、日々の日記を読んた皆さんから色々なご意見やご感想を頂けるから自然に「さあ、今日も書くか!」という気持ちになれたのだと思います。時々有り体に思ったままの事を書いて上司から大目玉を喰らった事も一度や二度ではありませんが(笑)、これだけは仕事であって仕事でない、私の聖域として守って行きたいと思います。いつか私がキット屋を引退した時、この日記の価値や重みが自分にとって如何ほどのものであるかに初めて気付くのかもしれません。 早速ですが今日はソナスのSPが試聴室に仲間入りした記念すべき日。今のところ正式導入ではなく自分なりに検討した結果、この2機種はデモ機として置いても良いのではないか・・・という事で輸入元のご厚意でお借りしたものです。 その2機種とは・・・ ![]() これが今日のセッティング状態。 ![]() 一つはminima vintage(ミニマ・ヴィンテージ)。 ![]() そしてもう一つがcremona M(クレモナM)です。 今から10年ちょっと前ですが私もソナスの「コンチェルト・グランド・ピアノ」というモデルを自宅で使っていたことがありますし、ソナスのSPは真空管アンプと一緒にお使いのお客さまもとても多く、何時かは・・・という想いがずっとありました。まだ本決まりではありませんが、今日試聴室でソナスの優美で艶やかな音を聴いて格別の感動がありました。 SPにも国民性(?)があるという話はお聞きになったことがありますでしょうか。個人的にSPづくりが一番手馴れているのはイギリスだと常々思っています。対してイタリアのSPは低域に特徴があり、やや印象派的なデフォルメがあります。高域は尖鋭的に過ぎず円やかで主張し過ぎることがなく、イタリアのSPを聴いた後にイギリスのSPを聴くと生真面目で端整な音に感じます。因みに日本のSPは欧州産のそれと比べると高域が優勢で繊細ではあるものの写実的で個性に乏しい、ということになりましょうか。いずれにしてもこれだけ雄弁で"唄う"SPはイタリアならではです。 またソナスというとクラシック一辺倒と考えている方も多いかもしれませんが、どうしてどうして・・・特にクレモナの深く沈む締まった低域はジャズにもバッチリです。「ザ・低音」CD"ブライアン・ブロンバーグの「WOOD」 ミニマは普通のアンプで丸っこく鳴らすことは簡単ですが、このSPの個性を活かすにはSV-2(2007)が最も好印象でした。因みにSV-9Tseも非常に良かったです。サブシステムと呼ぶには贅沢過ぎるSPかもしれませんが、こんなSPと真空管アンプがリビングにあっただけで、どれだけ豊かな気持ちになれるだろう・・・そう思わせられるようなソナス・ファベール。これがあるだけで試聴室の雰囲気までソナス色に染め上げてしまう、そんな魅力を満喫した一日でした。 |


