ジャズ・オーディオの雑記帳
by 6041のS

クラシック・ホーム・コンサート(2008.2.16)

ぼくの楽しみの一つに、中古のレコード集めがある。そんな中で時々出会うのが、クラシック・ホーム・コンサートというような意味のタイトルがつけられたボックス・セットである。これが、人気がないのか比較的格安で出ている。僕はこの類の音楽も好きなので、大抵は見つけると買ってしまう。ぼくはウィンナ・ワルツやポルカ、行進曲が特に好きなのだが、こういったボックス・セットには大抵入っているので、まずこれを取り出して聞き比べてしまう。
・夢のファミリーコンサート(リーダーズ・ダイジェスト)全10枚
DISK4 ウィーンの森の物語(ウィーンの香り)DYNAGROVE原盤
A:円舞曲「ウィーンの森の物語」、エジプト行進曲、芸術家のガドリーユ、喜歌劇「リュクサンブール伯爵」円舞曲
B:円舞曲「南国のバラ」、ポルカ「観光列車」、愛の喜び、加速度円舞曲
フィードラー指揮/ボストン・ポップス・オーケストラ
・ポピュラー音楽名曲集(リーダーズ・ダイジェスト)全10枚
喜歌劇「蝙蝠」序曲、円舞曲「スケートをする人々」
レイボヴィッツ指揮/ロンドン新交響楽団
・家庭名曲集(リーダーズ・ダイジェスト)全12枚
円舞曲「ウィーンの森の物語」、ラデツキー行進曲、円舞曲「芸術家の生涯」、円舞曲「美しく青きドナウ」、ポルカ「雷鳴と稲妻」
ヨーゼフ・レオ・グルーパー指揮/ウィーン国立歌劇場管弦楽団、ほか
・名曲の花束 珠玉のクラシック小品集(日本ビクター)全8枚
DISK1 ウィーンの森の物語(ワルツの名曲)PHILIPS原盤
サバリッシュ指揮/ウィーン国立歌劇場管弦楽団、ほか
・ペルシャの市場 珠玉の名曲コンサート(日本ビクター)全15枚
DISK6 美しく青きドナウ(これだけ写真が解説書の表紙となっている)
オーマンディ指揮/フィラデルフィア管弦楽団
改めて聞いてみると、フィードラー指揮のボストン・ポップス・オーケストラは、古きよきアメリカの匂いが漂っており、特にルロイ・アンダーソンの作品集は、彼が長くフィードラーの元で副指揮者兼アレンジャーであったこともあって、代表的な演奏であると思う。LPも重量盤となっており、RCA系の大変良い録音となっている。
ポピュラー音楽名曲集はクラシック関係のデスクは3枚であり、あとは映画音楽やダンス音楽で構成されている。
家庭名曲集は、歌劇の序曲とか前奏曲が大変多く入っており、ライボヴィッツ、ボールト、アレキサンダー・ギブソン、デザルツェンス、フレッチアなど、趣味性の高い指揮者による演奏が楽しめます。
名曲の花束は、管弦楽、バイオリン曲、ピアノ曲等に分類される小品が多く聞ける。
珠玉の名曲コンサートは、RCA、Philips、Victor、Eratoを代表するオーケストラ(フィラデルフィア、ロンドン、ウィーン、パイヤール)やハイフェッツのような奏者が聞ける。





フランクリン・ミントのレコード(2008.2.17)

何かに出くわした時に、その価値がまったく理解できずにやり過ごしてしまい、後でその価値に気づいて後悔をするという経験は、誰しも大なり小なり持っていると思う。そういった幸運に出くわした時に、それを手元に引き寄せるには、ある種の知識というか教養を日頃から積み重ねることが大切なようである。
これはそんな大げさな話ではないが、好きな中古のレコードをジャンク品の棚で見ていたら、いかにも古めかしいボックスに入った、二枚組のクラシックレコードが目に留まった。こんなものを買うと嵩張るなと思いながら見ていたら、ぼくの好きなジョージ・セルとクリーブランドのモーツァルトの40番交響曲が入っていた。それで思い直して、10巻(20枚)を選んで買ってきた。まだすべては聴いていないが、先日第10巻に入っていた、バルビローニの指揮でニューヨークフィルの演奏するフィンランディアを聴いてみて、その演奏と録音の良さに驚いた。そこで改めてこれはどういうLPなのかを調べてみた。
「The 100 Greatest Recordings of all time」と名うったFranklin Mint Record Societyから出されたこのレコードは、全部で50巻(100枚のLP)のセットで、1978年に製造され、当時の録音からLPの製造までの技術の粋を取り込んで作られたもので、アメリカから直輸入され、日本で発売された当時は1巻(2枚)が1万円もし、全部揃えると50万円もした物のようである。
これを選定した人は、NYPのラジオ・コンサート番組の専属解説者の評論家、コロンビア大学の芸術学部長、ロンドン・タイムズ紙の主任音楽評論家、ウィーン音楽アカデミー教授、指揮者のアンドレ・プレヴィン、ローマ聖セシリア音楽院教授、パリ国立音楽院理事、ジュリアード音楽院教授、西ベルリン芸術アカデミー会員、ウィリアム・シューマン(作曲家/ピュリッツァー賞音楽部門の第1回受賞者)、以上の10名という当時のそうそうたるメンバーのようである。
以上のような事が分かってみると、値段からして同じようなセットが日本にそう沢山あるわけではなく、選んで買うというようなことをせずにすべて買っておけば良かったと思うのであるが、時すでに遅しである。そういう目で改めてレコードを見てみると、各巻ともに作りは皮シボ調の豪華な作りで、文字はすべて金文字となっており、レコードそのものも重量級の赤盤で、レーベルも黒と金で作られているという豪華なものである。(古臭いと思ったものが、豪華に見えるから不思議)
ぼくの買った20枚にどんな指揮者がはいっているか書き出すと、クレンペラー、ビーチャム、セル、フルトベングラー、トスカニーニ、アンセルメ、ミュンシュ、マッケラス、バルビローニ、ロジンスキー、カザルスなど当時のそうそうたるメンバーである。
今まで数枚しか聞かずにほって置いたが、俄然しっかりと聴いてみようとやる気が出てきた。
クラッシクのLPに興味のある皆さん、フランクリン・ミントのレコードに注目してみてください。(ミントはクラッシク以外にもジャズとか色々出しているようである)





ミントの選んだ名曲(2008.2.18)

Franklin Mint Record Societyの「The 100 Greatest Recordings of all time」で選定された曲が、世界の評価の中でどういう位置づけにあるのか調べてみた。これを調べるのに便利なものがある。それは第9のIさんが大変苦労されて整理された「超名曲150曲--世界が選んだベスト盤はこれだ!!」である。この中で第9のIさんは1.バッハ:管弦楽組曲第1番〜第4番(全曲)、から130. ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」までの130曲を取り上げて、世界のガイドブック1から7までの分厚い本をチェックして整理されているのである。
1. 21世紀の名曲名盤(音楽之友社)(日本)
2. THE PENGUIN GUIDE TO COMPACT DISCS & DVDs 2005/6 EDITION(英国1)
3. GRAMOPHONE THE CLASSICAL GOOD CD & DVD GUIDE 2006(英国2)
4. GUIDE DES CD RECOMPENSES PAR LA PRESSE ET LES GRANDS PRIX(2005-6edition)(仏国1)
5. LE PAVE DANS LA MARE(仏国2)
6. CD−FUHLER KLASSIK(2003)(独国)
7. ALL MUSIC GUIDE TO CLASSICAL MUSIC(2005)(米国)
結果をどう整理されたか例を挙げると、
11. ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」
@フルトヴェングラー指揮ウィーンフィル<1952> (EMI TOCE55002)¥1500
Aクレンペラー指揮フィルハーモニア管<1954〜5>(EMI 567740-2=海外盤)
Bクレンペラー指揮フィルハーモニア管<1954〜5>(EMI 567740-2=海外盤)
Cアーノンクール指揮ヨーロッパ室内管<1990>(テルデックWPCS21001)¥1050
Dカラヤン指揮ベルリンフィル<1962> (DG POCG90290)¥1300
E−
Fムーティ指揮フィラデルフィア管<1987>(EMI TOCE4003)\1200
*CとF以外はいずれも往年の演奏ばかり。なおクレンペラーのABはモノ旧盤。Fはいかにもアメリカらしいチョイスでしょうか。

と、いう様な調子で丁寧に説明されている。これに8番目として「The 100 Greatest Recordings of all time」Franklin Mint Record Societyを追加して並べてみて、位置づけを確認しようというわけである。その例を挙げると、
・ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」
8.クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団<1954~5>
英国1、2の推薦に同じ
・ベートーヴェン 交響曲第5番
8.セル指揮クリーブランド管弦楽団<1963>
MINT独自の推薦
・ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
8. ワルター指揮コロンピア響<1958>
英国1の推薦に同じ
・ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」
8. フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管<1951>
日本の推薦に同じ
・モーツアルト 交響曲第40番&第41番「ジュピター」
8. セル指揮クリーブランド管弦楽団<1963>(40番)
8. トスカニーニ指揮NBC交響楽団(41番)
MINT独自の推薦
・ベルリオーズ 幻想交響曲
8. アンセルメ指揮スイスロマンド管弦楽団
MINT独自の推薦

こうしてみるとフルトヴェングラーやトスカニーニ、クレンペラー、ビーチャム、マルティノンといった人たちの、往年の名演奏といわれるものはしっかりと網羅されているようである。意外だったのは、モーツァルトの40番にワルターではなくセルが選定されていることである。もちろんワルターも良いが、セルの好きなぼくとしてはこの方がうれしい。これ以外にもベートーベンの第1番や第5番とかワーグナーのニュルンベルグの指輪などにもセルが取り上げられている。
それからベルリオーズの幻想交響曲にアンセルメが取り上げられているのも意外といえば意外である。しかしイタリアのハロルドにはちゃんとミュンシュとボストンが選定されている。なかなか聴いていて面白い。

以上長々とフランクリン・ミントのレコード談義でした。(第9のIさん参考になりました)





メアリー・コクラン・ビリー・ホリディを歌う(2008.2.19)

今日は、ぼくが初めて聞いた女性の歌で、久々に感動した女性ジャズ・ヴォーカルを紹介します。その人の名はメアリー・コクラン、1956年の生まれで2000年に44歳でこの「Mary Coughlan Sings Billie Holiday」というアルバムを出している。
彼女はアイルランド出身の、アイリッシュ・ソングに根ざしたブルースとかロック系のシンガーだと思うが、一般的にいうあまり幸福な人生を送ってきたのではないようである。若い頃から家庭とか、学校にめぐまれず、ドラックやアルコールに溺れ入院治療を受けたり、ヒッピーやヌード・モデルで生活したり、結婚、離婚を経験したりしながら、アイルランドの酒場で歌を歌っているところを見出され、一時期は出したアルバムが大ヒットをし、一躍アイルランドのスターにのし上がった。しかしそれでも孤独な彼女はアルコールに溺れ、強度の依存症となり、一時期は命も危ぶまれたようである。
そんな彼女が44歳になったときに、やはりあまり幸せとはいえない人生を送り、44歳で亡くなったビリー・ホリディの歌を歌いだしたのである。このアルバムは全曲ビリーの持ち歌で通した彼女のライブでの録音である。
こんなふうに書くと、まともにビリー・ホリディと重なってしまうが、彼女のエモーションはビリーほど、聞く人に重たくのしかかるということではない。ぼく流に言えばビリー・ホリディとアニタ・オディの中間を行くような感じである。
このアルバムはバックの演奏者もなかなか上手い演奏をし、録音も良いが、難があるとすれば、そのスタイルが、時にはデキシー調であったり、スイング調であったり、ストライド調であったり、モダン4ビートであったりと、雰囲気が変わるのが気になる。これは好みの問題であるが、ぼくとしては4ビート通してほしいところである。それでもそんなことでこのアルバムの良さが減点されることはない。このアルバムは本当に良いですね。


Mary Coughlan Sings Billie Holiday [Live]
disc-1    
1 These Foolish Things 2 All Of Me 3 They Can't Take That Away
4 Miss Brown To You 5 God Bless The Child 6 Fine And Mellow
7 Don't Explain 8 Nice Work If You Can Get It  
9 I Cover The Waterfront 10.Good Morning Heartache  
disc-2      
1 Strange Fruit 2 Porgy 3 Until The Real Thing Comes Along
4 Billie's Blues 5 Love For Sale 6 Them There Eyes
7 You'll Be There 8 You've Changed 9 For All We Know
10 T'Aint Nobody's Business If I Do 11. I'll Be Seeing You
PERSONNEL    
PROF.PETER O'BRIEN (PIANO/MD) ROCK FOX (TRUMPET)
BIG JIM FARRELLY (SAXOPHONE) MYLES DRENNAN (DRUMS)
JIMMY FAULKNER (GUITAR)  





ジャズマンのディスコグラフィーの作成(2008.2.20)

ぼくは最近ジャズマンのディスコグラフィーをこつこつと作成している。何のためにということを説明する前に、どんなものを作成しているかを説明します。まず添付の付表を見ながら話を聴いてください。@まずアルバムのタイトルとリーダー名を記入します。A次にジャケットを添付します。Bクレジットされているメンバーを記入します。C録音場所と年月日を記入します。D曲目とわかれば録音されている時間を記入します。E最後に記入できればちょっとしたコメントを記入します。Fそしてアルバムの年代順に並べます。取り上げるアルバムはオリジナルの演奏が取り上げられているものに限定し、オムニバス盤のようなものは外します。
では取り上げるアルバムのリストをどうやって作るか。それはスイングジャーナルとかジャズ批評といった雑誌や、インターネットのサイトで調べます。ぼくがいちばん良く使うのはAMG (All Music Guide to Jazz)のサイトです。ここで対象となるジャズマンで検索し、クレジットとされているアルバムのリストをチェックするのです。それと整理の仕方については、Jazz Discography Project も参考にします。対象が亡くなったジャズマンの場合でも、新たな録音が発見されて発売されることがあるので、ネット上でCDを販売している、HMV とかAmazon やVirginレコードなども検索してみます。このようにしてリストが完成すれば、@からFまでの作業は根気仕事で、時間との勝負です。こういった作業は完成というのはありえないので、80%くらい出来たと思ったらそれでいったん終了です。
では何故こんなことをしているのかというと、面白いからである。取り上げた演奏者の一生を、演奏を通して眺めてみると色々な事が理解できてくる。それから、世界には必ず一人や二人は同じようなことをやっている人がいて、そういう人たちが見えてくる。ひとの作ったものをそのまま利用するのも一つの手であるが、それではこういったことは見えてこない、面倒でも厄介なプロセスを自分でやることによって得られる物も有るのである。
でも自分で作らなくても、マイルス・デイヴィスとビル・エヴァンスについては中山康樹さんが、ジョン・コルトレーンについては原田和典さんが書いた本で十分である。もちろん何万円も出せばもっと本格的なコレクターズ・アイテムの本も有るようであるが。今ぼくが手を染めているのは、アート・ペッパー、スタン・ゲッツ、ズート・シムズ、ブッカー・リトル、ローランド・カーク、スコット・ラファロの6人である。
しかし、趣味としてやるには、暇がなければ出来ないことではある。





スタン・ゲッツのファイナル・コンサート(2008.2.21)

スタン・ゲッツは1991年にガンのために亡くなったが、亡くなる数年前から中国式の薬餌療法を受けながら、精力的に音楽活動を続けていた。1990年にドイツのミュンヘンにあるフィルハーモニックホールで行われたコンサートが、彼の最後のコンサートとなった。このホールはクラシックの演奏が行なわれたり、ジャズではマイルス・デイヴィスやチック・コリヤなども演奏を行っている。
このコンサートの様子が、現在Stan Getz Final Concert Recording というCDで発売されている。国内盤と米国盤ではジャケットが異なっている。(ブルーのジャケットが米国盤)またStan Getz The Last Recording というDVDも発売され、映像としても残っている。
当日演奏された曲目は、その1年前に出されたApasionado というメンバーにシンセサイザーやエレキベースを入れたアルバムより5曲と、その2ヶ月前に行われたグラスゴウ・インターナショナル・ジャズ・フェスティヴァルでのライブにトリオで出演した時の2枚の録音アルバム、Yours & Mine、Soul Eyes より7曲、そのた2曲の全14曲が演奏された。主なメンバーはピアノがケニー・バロン、ゲッツは彼のことを"彼は私のハートの半分"といって大変気に入り、ベースやドラムのメンバーは入れ替えても、彼だけは死ぬまでゲッツのパートナーであった。ドラムはテリ・リン・キャリントン、彼女の切れの良いシンバルワークはいかにもゲッツ好みか。ベースはアレックス・ブレイク、ぼくは残念ながら良く知らない。
先ほど紹介したアルバムやこのアルバムのスタン・ゲッツの演奏を聴くと、ジャズのスタンダード曲を、本当に歌うように演奏している。特にケニー・バロンとのコンビが良い。ケニー・バロンという人は、自己のアルバムを聴くと、少しひねりすぎた編曲が耳障りなことがあるが、いったんゲッツのバックにまわると、本当にリリカルでリズミックな演奏をし、素晴らしい。今回はそこにキャリントンが加わって切れの良いリズムをたたき出し、ゲッツが本当に気持ちよく歌っている。特にOn A Slow Boat To China における夢見るようなメロディ・ラインはゲッツの本領発揮である。またWhat Is The Thing Called Love ではキャリントンのドラム・ソロが大きく取り上げられている。
とはいえ、さすがのゲッツも2時間のコンサートの後半になってくると疲れが出てくるようで、ブレスの間隔が短くなったり、ミストーンを出したりしている。最後に会場からアンコールの声がかかった時に、誰かが、イパネマの娘、と言ったのであろう。"誰だ、イパネマの娘と言ったのは、出て行け"とどなっている。演奏をさせたら天下一品のゲッツであるが、品性のないのも天下一品である。それを録音し、アルバムに記録しているのである。
音楽的には常に前進を続けたゲッツにしてみれば、いつまでもボサ・ノバのイメージを引きずっているのは耐えられないのであろうが。





久しぶりの中古レコードめぐり(2008.2.22)

今日一日は、3月の中旬から下旬のような暖かさになるということで、知立から安城、岡崎方面のリサイクル・ショップに、中古のLPレコードを探しに出かけた。店に客はいてもLPを覗いている客とはめったに出くわしたことはないので、のんびりと見ているといつの間にか結構な時間が過ぎてしまう。そんな中で3〜4枚位ほしいと思ったものが見つかれば、何か良い時間をすごしたように思えるから単純である。今日の嬉しさは中くらいといった所か。
・ベートーヴェン交響曲全集(全9枚)/クルト・マズア指揮/ライプチッヒ・ゲヴァントハウス(Victor)1972年
当時日本ビクターが開発したCD-4方式の4チャンネル・ステレオで、日本と東ドイツが共同で録音し製作されたもの。当時はこの指揮者も楽団も日本ではそんなに知名度は一般的ではなかった。
・モーツァルト交響曲35番、36番/カラヤン指揮/ベルリン・フィル(EMI)1970年
・モーツァルト交響曲38番、39番/カラヤン指揮/ベルリン・フィル(EMI)1970年
ぼくはあまり積極的にはカラヤンの演奏は聞かないが、カラヤンのモーツァルトは大変美しい。やや外面的に思えるところはあるが、ベルリン・フィルの実力もあって一つのスタイルとなっている。
・マーラー交響曲第1番/ショルティ指揮/ロンドン交響楽団(ロンドン)
ショルティのマーラーは聞いたことがなかったので。
・チャイコフスキー・ピアノ・コンチェルト第1番/リヒテル(p)アンチェル指揮/チェコ・フィル(SUPRAPHON)10インチ盤
これは若きリヒテルがスケール大きくチャイコフスキーのピアノコンチェルトを演奏した10インチ盤。この後リヒテルはカラヤンとの火花のほとばしるような、共演をしている。
・チャイコフスキー&メンデルスゾーン・ヴァイオリン・コンチェルト/海野義雄(vi)イッセルシュテット指揮/ハンブルク北ドイツ放送(Grammophon)1967年
日本で一世を風靡した海野義雄のバイオリンが聞ける。このようなものは、もう出て来ないであろうか。
・1812年(ホームコンサート)/スラットキン指揮/ハリウッド・ボウル交響楽団(Capitol)
レナード・スラットキンの父、フェリックス・スラットキンの指揮による楽しいホームコンサート盤、1812年とか歌劇の序曲やウィンナ・ワルツが演奏されている。

これ以外にもシャルル・アズナブールやウエス・モンゴメリのLPを入手することが出来た。明日はまた大変寒くなりそうなので、家で音楽を楽しむことにしよう。













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