ジャズ・オーディオの雑記帳
by 6041のS

カウント・ベイシー楽団の変遷(2008.5.16)

ぼくはビッグバンドが好きだし、その中でもカウント・ベイシー楽団はベストである。ベイシーを聴いていると、やはりジャズはスイングしなければと思う。古いメモ帳を見ていたら、ベイシー楽団の変遷について書き留めたものが見つかったので、もう一度ここに整理する。
カウント・ベイシーは、1904年8月21日に米国のニュージャージー州レッドバンクに生まれ、1984年4月26日に満79歳で亡くなった。

・1936年〜1950年(32〜46才);オールドベイシー時代
オール・アメリカン・リズム・セクションを擁した時代で、レスターヤング・とハーシャル・エバンスがテナーで活躍した。Deccaに録音が多く残されている。

「オール・アメリカン・リズム・セクションは、結成初期のカウント・ベイシー・オーケストラ(オールド・ベイシー時代)のリズムセクションであり、ジャズ界最高のリズムセクションとして名高い。フレディ・グリーンの正確な4ビートのカッティング、ウォルター・ペイジの柔軟なウォーキング・ベース・ライン、ジョー・ジョーンズのシンプルかつ表情豊かなドラム、そしてその隙間を絶妙なタッチで埋めるベイシーのピアノ、正に「不世出のリズムセクション」であったと言っても、決して言い過ぎではないだろう。」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

・1951年〜1956年(47〜52才);Verve時代
ニュー・ベイシー楽団の幕開け
代表作: APRIL IN PARIS
BASIE IN LONDON

・1957年〜1962年(53〜58才);アトミック・バンド時代
ベイシー・バンドを通しての黄金時代
代表作: ATOMIC BASIE
BREAKFAST DANCE AND BARBECURE

・1963年〜1967年(59〜63才);ベイシー・マシーン時代
ベイシー楽団の低迷期、多くのレーベルを転々とした。
代表作: THIS TIME BY BASIE
FIRST TIME
LIVE AT THE SUNS

・1968年〜1972年(64〜68才);サミー・ネスティコ(Arr)との邂逅
モダンベイシーの輝き
代表作: STRAIT AHEAD
HAVE A NICE DAY

「サミー・ネスティコは、1970年からカウント・ベイシー楽団のコンポーザー、アレンジャーとしてベイシー楽団末期のほとんどの曲を手がけることとなり、その名を知られることとなる。1998年から1999年にかけてはジョージア大学客員教授として商業音楽の編曲法やスタジオオーケストラでの指揮法に関する教鞭を執っていた。」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

・1973年〜1984年(69〜79才);Pablo時代
晩年のベイシーが古巣のノーマン・グランツの新レーベルでもう一仕事
代表作: BASIE BIG BAND
PRIME TIME
MONTREUX '77
ON THE ROAD

ベイシー楽団の変遷を6つの時代区分に分けて整理すると、以上のようになります。これを頭に入れておくと、ベイシーのアルバムを見たときに、何年の録音か、どのレーベルの録音か、アレンジャーは誰か、などのキーワードで、ベイシーのいつの時代のアルバムかが分かり、演奏の予想が付きます。(といっても、例外もあります)






野菜つくりの第一歩(2008.5.17)

3月より、野菜作り研修が始まり、ジャガイモ、ニンジン、ネギ、トマト、ナス、カボチャ、スイートコーン、サトイモと、種まきもしくは植え付けをしてきました。それぞれについて、元肥のやり方、病害虫の防除の仕方、追肥のやり方、仕立て方等々について、順次成長に合わせて習得中です。それと併行して自分の畑に野菜を植えてトレースしています。
図に写っているのが、畑の全体です。手前から、ナス、キュウリ、ピーマン、ネギ、菊、サトイモ、トマト、ジャガイモが植えつけてあります。

   

ジャガイモも病気も発生せず順調に生育しています。6月には大きな芋が収穫できるでしょう。植えたのは男爵とメイクイーンです。ナスも順調です。トマトは少し太りすぎです。第1果が実をつけています。これを大きくすることで、木のダイエットをさせないといけません。元肥の使い方について来年度への改良が残りました。
先輩からは失敗すると賢くなるので、何でもやってみると良い、といわれています。






5枚のオリジナル盤(2008.5.20)

5枚のジャズのオリジナル盤を入手した。これがオリジナル盤ということが何故分かるのか?残念ながらぼくには分からないので、頼りになる師匠"グットベイトのマスター"に目利きしてもらったのである。この人はアルバムのジャケットとレーベルを見て、ほとんど瞬時に分かるのである。さすがというしか言葉がない。

・WE GET REQUESTS/THE OSCAR PETERSON TRIO/VERVE V6-8606

T字のVERVEレーベルでMGM RECORDSと記載されている。

・ELLINGTON INDIGOS/DUKE ELLINGTON/COLUMBIA CL-1085

COLUMBIAのレーベルが通称で六目になっている。

・ELLINGTON '66/DUKE ELLINGTON/reprise R 6154

repriseのレーベルに蒸気船のマークが付いている。

・SHADES OF NIGHT/JACK TEAGARDEN/Capitol T1143

Capitolのレーベルが通称レインボウカラーになっている。

・PETER & THE WOLF/JIMMY SMITH/VERVE V-8652

T字のVERVEレーベルでMGM RECORDSと記載されていて、ルディ・ヴァンゲルダーの録音したものには、VANGERDERの刻印がある。

レコード会社のレーベルは、年代によって大きく変わったり、微妙に変わったりする。録音されて最初に発売された時の時代と、その時に使われたレーベルが一致しているかどうかということである。再発されればレーベルも変わる。次の例は比較的分かりやすいレーベルの違いの例である。
フライ・トウ・デンマーク/デューク・ジョーダン

左から、オリジナル盤、セカンド盤、日本盤

何故オリジナル盤を好むかというと、前にも書いた事があるが、音楽がビビットに聞こえてくるからである。単にHi-Fiであるとか、SN比の良さとかで言えば日本盤のほうが良いことが多いが、音楽が平板に聞こえることが多い。中音の厚みの違いが大きいと思う。少し音量を大きくして聞いてみると、その差ははっきりと分かる。






ジャズとは何か「ジャズ その歴史と鑑賞」(2008.5.21)

ジャズとは何かと聞かれても、すらすらと答えるのはぼくには難しい。しかし、そんな定義を知らなくても、音楽を聞けば大抵の場合、これはジャズだ、これはジャズではないと聴き分けることはできる。ということは、特徴的な何かがあるはずである。
そんなことを思っていたときに、ジャズについて解説した名著「ジャズ その歴史と鑑賞」ヨアヒム・E・ベーレント著、油井正一訳、誠文堂新光社、昭和40年出版、という本を読んでいたら解説があった。ヨアヒム・E・ベーレントはドイツの音楽評論家である。当時ジャズを評論するのは、アメリカ人よりもドイツ人の彼のほうが優れているということも面白い。
この本の構成は、1、スタイル(年代区分による) 2、ミュージシャン 3、ジャズの要素 4、ジャズの楽器 5、ビッグ・バンド 6、コンボ 7、弁証法的モダン・ジャズ論 7、ジャズの定義 となっている。
最初に、ベーレントによるジャズの定義を紹介する。
「ジャズとは、アメリカにおいて、黒人とヨーロッパの音楽の出会いから生まれた芸術である。楽器編成、メロディ、ハーモニーはヨーロッパ音楽の伝統をつぎ、リズム、フレージング、サウンドおよびブルース・ハーモニーは、アフリカ音楽と、アメリカ人としての黒人の音楽感覚から派生した。ジャズが、ヨーロッパ音楽と異なるのは、次の三点である。
1. スイングといわれる拍子(タイム)の特殊な関係
2. インプロヴァイゼーションによる自発性とヴァイタリティ
3. 演奏者の個性を反映するサウンドとフレージング
 この三つの特徴が、新しい緊張を生む。どこが新しいかというと、ヨーロッパ音楽のように大弧を作り上げている緊張と違って、波のように、絶えず盛りあがってはくずれ去る緊張をつくりだすところに重点があるところだ。十九世紀末から今日まで、ジャズが経験した、スタイルの変遷と発展経過には、この三つの要素が、その時々で重要さをかえ、関連する度合いをかえて現れている点に、大きな特徴が見られる」となっている。
そして、上記の3点について、3、ジャズの要素 という章で、サウンド、インプロヴィゼーション、編曲、ブルース、スピリチュアル、ハーモニー、メロディ、リズムに区分してさらに詳しく解説している。
こういう風に整理してみると、ぼくがジャズに魅力を感じるのは、心地よい独特のスイング感に乗って、それぞれの演奏者が、個性的な楽器のサウンドとフレージングで表現するエモーショナルな感覚が心を打つ、と定義することが出来るのである。
最高にスイングすると思っているのが、オール・アメリカン・リズム・セクションを有したカウント・ベイシー楽団であり、個性的なサウンドでは、豪快なコールマン・ホーキンス、マイルス・デイヴィスの悲しき孤独感、レスターヤングの叙情性、スタン・ゲッツの歌心、シート・オブ・サウンドのジョン・コルトレーンなどなど、個性豊かな演奏者がいっぱい出た。
だがジャズの演奏による表現というのは、演奏者の個性が基本となっているので、過去の優れた演奏をコピーしてもそれはもはやジャズとはいえないのである。生きているジャズが続くためには、次から次へと新しい表現方法を創造する必要がある。しかし現実は過去の偉大な山をなかなか越えるのが困難なようである。ジャズマンにエールを送りたい。






野菜(トマト)の健康診断(2008.5.22)

野菜も痩せ過ぎたり太り過ぎたりするし、病害虫にもかかる。またミネラルの過多とか、過少により葉とか茎にも症状が出る。その診断技術と対応方法を理解する必要がある。トマトを例にして私の理解を整理する。
右図(「新野菜つくりの実際 果菜T」川越英夫編 農文協より引用)の@収穫時の茎径を見ると分かるように、太りすぎると、果実も正常に付かなくなる。これ以外にもA生育初期の草型、B頂葉の状況などで診断できる。
要は生理生長と生殖成長のバランスが取れるような肥料の与え方をしないと、健康に育たない。そのためには肥料を一度に沢山与えるのではなく、少しづつ様子を見て回数多く与えるようにするのが大切。
病害虫について、動物と植物の大きな違いは、動物にはある免疫機能が植物にはない、ということである。したがって何回でも同じ病気にかかるし、病気にかかると手を打たなければ、自ら回復するということはない。現在はなるべく農薬に頼らない農業が推奨される。病気に強い接木苗の採用、土壌の改良、天敵昆虫の利用、防虫ネットの採用など。それでも病害虫の被害がゼロにはならない。その時は最小限の農薬に頼らざるを得ないのであるが、重要なのは症状を見て何の被害なのかを的確に判断する診断技術と、正しい農薬の使い方である。まず農薬であるが、説明書を読むと、@適用作物、A適用病害名、B使用希釈倍率、C使用時期、D使用回数、などが書いてあるが、これは必ず守る必要がある。
植物の病気であるが、原因としてウィルスによるもの(モザイク病など)は感染すると、有効な防除の方法はない。ウィルスを運ぶアブラムシの発生を抑えることが大切。細菌、かび菌によるものは、どんな菌が原因かを突き止めて適切な殺菌剤を施す。写真はウィルスによって生じる植物の症状の例である。(「病気・害虫の出方と農薬選び」農文協より)
害虫による被害では、アブラムシ、ダニ、シラミ、ハエ、ガ、チョウ、カミキリムシなどを見極めて、それぞれに有効な薬剤の使用が必要である。
上記以外にもカルシウムとかマグネシウムといったミネラルの不足から来る病気もある。これらの異常に初期段階で気づき手を打つためには、毎日の観察が大切である。
以上、今までに学んだことでした。














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