ジャズ・オーディオの雑記帳
by 6041のS

バリトンサックスの魅力(その2)(2009.9.20)

 先回、バリトンサックスの魅力について書いたが、どうも自分の視野が狭い感じがしたので、先生であるグッド・ベイトのマスターに、バリトンサックス奏者について色々お聞きしてみた。そして、John Surman、Cecil Payne、Sahib Shihab、Leo Parker、Nick Brignola、Jack Nimitzなどについて紹介してもらった。サヒブ・シハブ以外はぼくの知らない人だったので、さっそくこれらのミュージシャンについてどんな演奏をしているのか、調べることにしました。
 調べるといっても、紹介してもらった名前を手がかりに、そのミュージシャンの経歴とか、演奏スタイルについての解説とか、製作されたアルバムを、出来れば年代順に調べ、どんなミュージシャンと共演しているとか、誰の影響を受けているとかいったことを、手持ちのミュージックガイドやネット情報等でインプットする程度である。最終的には演奏を聞くことであるが、一応自分で以上のような作業をする。そしてこれはと思うアルバムを入手して聞いてみるのである。
 Cecil Payne
 最初に聞いたのが、セシル・ペインのThe Connection: Charlie Parker 1962というアルバムだ。メンバーはClark Terry (tp) Bennie Green (tb) Cecil Payne (bars) Duke Jordan (p) Ron Carter (b) Charlie Persip (d)で収録曲は、1. Stop And Listen 2. Born Again 3. Dear People 4. Kenny's One 5. Sister Carol 6. Mighty Fine Wine 7. It's Your Lifeの7曲である。
 このアルバムを聞いて、ぼくはセシル・ペインの演奏がとてもいいと思った。バリトンサックスの力強さの中にスピード感があるのだ。1曲目のStop And Listenから素晴らしい。そこでもう1枚アルバムを聞いてみた。Scotch And Milk: Delmark 1996というアルバムだ。こちらはスピード感よりも円熟といった感じである。この人については色々と聞き込んで見たい人である。
 Leo Parker
 レオ・パーカーは1925年に生まれ1962年に37歳の若さでなくなっている。ブルーノートから出た2枚のリーダーアルバム(Let Me Tell You 'Bout It、Rollin' with Leo)は彼の亡くなった62年の発売されている。ぼくが今回聞いたのは、Back to Back Baritones 1948というオムニバスアルバムであるが、R&B風のごつごつとしたテナーであるが、なかなかの味である、この人ももっと聞いてみたい人である。Dexter Rides Againというアルバムにも共演しているようである。
 ・・・この続きはまた。






久しぶりの中古レコードめぐり(2009.9.22)

 久しぶりにクラシックの中古レコードを探しに、岡崎のジャンク店まで出かけました。展示品の7割がたをチェックして、9枚のレコードを買って帰りました。
 まずは10インチ盤が4枚です。
 ・チャイコフスキー、イタリア奇想曲/オーマンディ指揮、フィラデルフィア/コロンビア
 珍しいコロンビアのダイアモンドシリーズの10インチ盤です。ジャケットも音もノスタルジックな感じです。
 ・ファブリ世界名曲集(平凡社)No12:モーツァルト1、No27:ロッシーニ、No36:ヨハン・シュトラウス
 以前このシリーズのNo1〜10を入手した。全部で60枚出されている。レコードの製作はコロンビアである。このシリーズで取り上げられる演奏者は、一般には入手しにくいものが多い。例を上げると、モーツァルト、フルートとハープのための協奏曲・フルート‐ジャン・パテロ、ハープ‐ヘルガ・シュトルク、イエルク・フェルバー指揮、ヴェルテンベルク室内管弦楽団とかヨハン・シュトラウスのワルツ集・エドゥアルト・シュトラウス指揮、インスブルック交響楽団などである。こういうシリーズものは先回もそうであるが、何回も何回も聞いていないので、ノイズが非常に少ない。
 ・バロック名曲の贈りもの/イムジチ合奏団、他(2枚セット)/フィリップス
 バロックの好きなぼくとしては、こういうものには手が出ます。ヴィヴァルディ、クープラン、タルティーニ、バッハ、テレマンなどバロックの名曲を集めたもので、演奏はフィリップスの抱えている楽団のオムニバス盤である。
 ・アンドレス・セゴビアのすべて/MCAレコード
 セゴビアのギター名曲集である。こういうものも、とりあえず買うか、ということに成る。
 ・チャイコフスキー、白鳥の湖/アナトール・フイストゥラーリ指揮、アムステルダム・コンセルトヘボー管弦楽団/ロンドン
 いまさら白鳥の湖かというのはあるが、いかにも年代を感じさせるMONOの重量盤であったので、回顧趣味も手伝って手を出した。国内での発売は1962年となっている。
 ・ラフマニノフ、ピアノ協奏曲第2番/アシュケナージ(p)、プレヴィン指揮、ロンドン交響楽団/ロンドン
 昔ホロヴィッツの演奏するショパンに感動していた頃、アシュケナージの演奏するショパンは対極にあり、避けていた。しかしモーツァルトのピアノ協奏曲27番を聞いて、この演奏家の素晴らしさに気が付いた。それ以降アシュケナージの演奏するアルバムがあれば、買うことにしている。このひとの演奏はピアノの音色が特に素晴らしい。
 ・ベートーヴェン、交響曲第5番、第9番/クルト・マズア指揮、ライプチッヒ・ゲヴァントハウス/ビクター
 正確な年代は忘れたが、マズア指揮のゲヴァントハウスの5番の演奏を、安城の市民会館で聞いたことを思い出し、ジャケットも良いと思ったので買った。

 以上、動機の不純なところも含めての購入経過でした。こういう買い物は、あれこれと結構楽しい。それにしてももう一度、アシュケナージの演奏を聞いてみよう。






ゴールドリングの1012GX(2009.9.26)

 今日の午前中に、所要で豊田市の勘八峡の近くまで出かけたので、帰りに高速の豊田東インターで降りて中古オーディオショップを覗いたら、色々なカートリッジが展示してあった。その中にゴールドリングの1000シリーズのカートリッジで、1012GXを見つけた。ぼくはMCと同時にMMのカートリッジも良く使用しており、ゴールドリングという英国の老舗のカートリッジも一度使用してみたいと思っていたので、買うことにした。カートリッジの仕様を見てみると、出力は6.5mv、針圧は1.5〜2.5g、針先はラインコンタクト、自重は6.3gである。
 このカートリッジの音の特徴をつかむために、クラシックのヴァイオリン曲とピアノ曲をさっそく聞いて見ました。聞いたのは以下のアルバムです。
 ・前橋汀子のヴァイオリン小品集 SONY 28AC 1800 1984
 ・モーツァルト ピアノ協奏曲27番 アシュケナージ LONDON L28C-1124 1980

 この2枚は、演奏も録音も素晴らしく、音のチェックに良く使う。
 比較の意味で、TechnicsのMMカートリッジEPC205Cとの聞き較べを行った。演奏を聞いた結果について、大胆に言うと、205CがJBLのスピーカーの雰囲気が合うとすれば、1012GXは英国のハーベスあたりのスピーカーの雰囲気である。そうか、そうか、と思いながらさらに次のようなアルバムを聞いた。
 ・ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲/グリューミオ ベイヌム指揮 コンセルトヘボウ
 ・悪魔のトリル‐グリューミオ/イタリア古典リサイタル
 ・バッハ ブランデンブルク協奏曲第5番/レーデル指揮 ミュンヘン・プロ・アルテ

 グユーミオのヴァイオリンがさらに繊細な美音で聞こえてくる。ブランデンブルクの5番は良く聞く曲であるが、チェンバロの音がいつもよりやや奥に引っ込み、立体的に聞こえる。このカートリッジは、明るめの音で、精細な音まで良く広い、軽やかに音楽を奏でる。しかも低音も良く出ている。205Cが、好んでジャズを聞くように、クラシックを聞くには断然こちらの方が良い雰囲気である。クラシックを聞くときは、時々SONYのXL70というカートリッジを使っていたが、これも繊細な演奏をするが、少し音が硬く、低音の出方ももう少しと思っていた。1012GXはそこを上手く表現している。
 今回は、すばやくカートリッジの取替えが出来る便利さを優先して、SONYのPS-X700というフルオートプレーヤーを使用したが、プレーヤーの組み合わせでどのように音が変化するかも興味のあるところである。
 佐藤浩義さんの書かれた「原点回帰 オーディオセッティング再入門」という本で、オーディオの選択は、まず自分の好みに合ったスピーカーを選び、それを上手くドライブするアンプを決める。(これはキット屋の大橋店主も言っておられる)同時にアナログ再生においては、聞きたい音楽を聞けるカートリッジを選択する。そのカートリッジの能力を発揮させるトーンアームとターンテーブルを選ぶ、といっておられます。それ程にカートリッジ、トーンアーム、ターンテーブルは関連が深く、さらにここにイコラーザーアンプも加わります。
 面倒といえば面倒ですが、これもアナログオーディオの楽しみでもあります。まだまだ色々と経験できそうです。






サトイモの栽培(2009.9.29)

 父が毎年作っていたサトイモを、父に代わって作り始めて、もう5年が経過する。最初の3年は、あまり深く考えず父のやっていたことを思い出しながら作っていた。正直言って、出来栄えは毎年ばらついていた。それでも食べれる芋が出来ることに満足していた。
 それが昨年から農ライフ創生センターで研修を受け、野菜作りのノウハウを色々と習得した。同時に、I川さんというサトイモつくりの大先輩から苦労話などを聞かせていただいて、売れるような美味しい、形の良いサトイモを作るには、あらゆる面で工夫がいることを教えていただいた。そして昨年のサトイモは、家内が「今年のサトイモは、ほくほくして柔らかく美味しいね」といった。またおすそ分けした皆さんからもおおむね好評であった。今までのやり方から色々工夫したのは確かであるが、正直言って何が良かったのかは明確にはわかっていないのである。(昨年の反省は200.10.16日付の雑記帳に記載)
 今年も昨年のやり方を踏まえながら、さらに色々と試行錯誤を行った。
 ・芽だしのやり方を変更(ポットから地植えの透明マルチ掛け)
 ・土壌改良としての堆肥を多く使用
 ・元肥をスポット的に施肥
 ・黒マルチの使い方の変更
 ・土寄せの回数を2回から3回に増やす
 ・脇芽の処理を色々試す
 それぞれに目的があるのであるが、上手く言ったかどうかは10月を待って、本格的に収穫してみないとわからないが、今年は8月の下旬から少しずつ収穫を始めて、今日までに1/3くらいすでに収穫してしまった。
 中間での出来栄えに対する今年の感触は、昨年ほどには良くないかも知れないというとこである。でも、サトイモの作り方に対する問題意識は大幅に向上したと思っている。まだまだ良く判らなくて工夫しないといけないことが沢山あるということが判った。
 ・早取りする時と、ゆっくり収穫するときの脇芽の処理の仕方は変える必要があるのでは。
 ・脇芽の処理は、切るのと、伏せこむのとどちらが良いか。
 ・たっぷりと水をやり、しかも水につからないようにする必要があるのでは。
 ・土寄せも、土の質によってやり方を変える必要があるのでは。
 ・追肥のタイミングも収穫時期によって変える必要があるのでは。
 ・5月にさらに地温を上げる工夫があるのでは。
 などなど、さらに工夫をして、丸々として、ほくほくと柔らかく、しかも水っぽくない、美味しい孫芋を沢山収穫しようと努力したい。そのためにはしっかりとした親芋を育て、子芋は必要以上に大きくならず、孫芋は丸々と育つ。そんなサトイモの株をどう作るかである。
 I川さんが産直センターに出荷するための作業を見ていると、良いサトイモの株を育てないと、形の悪い、売れそうもない、不良品がいっぱい出来てしまう。お客様にお金を出して気持ちよく買ってもらうために、プロになろうとすると、たかがサトイモであるが、されどサトイモであり、まだまだ努力が足りないと思う。













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