ジャズ・オーディオの雑記帳
by 6041のS

When Love Comes Around (2010.6.16)

WHEN LOVE COMES
AROUND [LP]
MMSV-1001-LP
<メンバー>
Jan Lundgren(p)
Jesper Lundgaard(b)
Alex Riei(de)
<曲目>
Side:A
True Love
Perfidia
Cabin In The Sky
The Shadow Of Your
Smile(未発表曲)
Side:B
Under Paris Skies
Alfie
Keep It Mooving
When Love Comes Around
 キット屋の大橋店主が、マシュマロレコードの協力を得てジャズのLPレコードを出すというので、ぼくも興味しんしんで入手した。マシュマロレコードが持っているヤン・ラングレンの音源より大橋さんが選曲して、マスタリングを行い600枚限定でLP化したという。
 そのいきさつについてはLPレコードのライナーノーツに書いてあり、キット屋のホームページにもライナーが紹介されている。まずはこのジャケット、ヨーロピアンテイストの大変お洒落なジャケットである。家に帰りさっそくA面より針を落としてみた。なるほど大橋さんらしいなと思った。
 ピアノトリオの名盤、ビル・エヴァンスのワルツ・フォー・デビィの冒頭の曲はマイ・フーリッシュ・ハートで始まる。ライブ録音であるので、食器のガチャガチャという音、人々の話し声が聞こえる。演奏を聞いている人がいるかしらという感じである。そんな中でビル・エヴァンスがゆっくりと丁寧に音を選んで、しかもテンションの高い演奏を始める。そこにスコット・ラファロがベースで対話するように絡んでゆく。人々の喧騒を打ち破って演奏に強引に引き込むようなテンションである。
 ヤン・ラングレンの冒頭の曲・True Loveでは、ピアノが静かにソロで語りだす。ジャズのピアノトリオしか聞いた事のない人はアレッと違和感を覚えるかもしれない。これは、クラシックのコンサートホールでピアノソナタを聞くときに、静まり返った空間に静かに音が浮かび上がるような緊張感で始まるのである。こういう曲は何曲かの演奏の後に、少しリラックスして聞くような配置が多いと思うが、これをこのように冒頭にもってくるのは、大橋さんらしいと思ったのである。
 全8曲を聞き終わっての印象は、さすが北欧の貴公子といわれるヤン・ラングレンだけに、アーシーなジンライムのような個性とは違った意味の、上質なワインの香りのようなアルバムである。ぼくの好みは、B面3曲目のKeep It Moovingや、1曲目のUnder Paris Skiesのような少しアップテンポのよくスイングする曲が好きである。こういう曲では、ベースのイェスパー・ルンゴもベテランらしくのびのびと歌っている。
 録音はジャズにしては上品であるが、音も良く伸びて明瞭で、何よりも自然であり、好録音だと思う。ここにも大橋さんの個性が現れていると思う。
 梅雨が始まったこの時期の、雨の夜に静かに音楽でもと思うときには、ぴったりの1枚である。もちろんオーディオの音のチェックにも最適の1枚である。
 





トマトの生育状況(2010.6.17)

 昨年、トマトを雨除けハウスを使って栽培し、色々と失敗はあったが、7段目までの収穫ができた。昨年の失敗をしないよう工夫しながら、今年も栽培を始めています。植えつけたのは、サターンを9本と桃太郎を9本の合計18本です。
 元肥を昨年の半分に減らし、2列に2畝にして植えつけました。そしてカルシウムの葉面散布を、第1果の花が咲く始めた頃から開始しました。カルシウムの不足による生理障害は桃太郎のほうが敏感なようである。
 雨除けハウスのサイド面に防虫ネットを張ることにより、アブラムシやタバコメイガの幼虫のような、トマトの害虫対策を心配する必要がないので、殺虫剤は使わなくて大丈夫です。しかし病気の発生については、ボルドー液等の殺菌剤を用いて予防する必要があります。  
 今年も、目標は7段目までの収穫です。サターンについては7段目までの花の受粉が終わり、先端を切って止めるところまできました。桃太郎は6段目までの受粉が完了しています。そして1段目が赤く色づき収穫が始まっています。  
 桃太郎、サターン共に接木苗ですが、これ以外に昔からのトマト・福寿と中球トマト・レッドオーレの自根苗を2本ばかり植えてみましたが、自根苗の栽培は大変難しく、順調には行っていません。
 トマトとは別に露地栽培でミニトマトを植えていますが、イエロー系のほうがデリケートで、レッド系のミニトマトのほうが丈夫なようです。
 





ジャズ・スーパー・ライブ「マユミ・ロウ クインテット」(2010.6.25)

 豊田市民文化会館が一般豊田市民が気軽に参加できる企画を、ということで、ジャズ・スーパー・ライブ 2010という日本屈指の実力派によるジャズライブが企画され、6月にマユミ・ロウ クインテット、9月に大野雄二トリオ、11月に寺井尚子カルテットの公演が決まりました。その先陣をきって今日マユミ・ロウ クインテットのライブがトヨタ市民文化会館小ホール(約450名収容)でありました。縁あってマユミ・ロウさんとは、知立のジャズ喫茶「グッド・ベイト」で偶然お会いし、その気さくで、楽しいお人柄に接し、今日のコンサートを楽しみにしていました。
 キット屋の大橋店主と御一緒し、コンサートホールの席に着き、開演を待っていると、ホールは満席となり、マユミさんの人気の高さが伺えるようです。ジャズはライブハウスで聞く事が多く、このようなコンサートホールでのライブは、昔アート・ブレイキーとジャズメッセンジャーズとかキャノンボール・アダレイの公演を思い出して少し懐かしい気がしました。
 第1部が開演しました。竹下清志(p)、北川弘幸(b)、大隈寿男(d)をバックにマユミさんがCaravanを熱っぽく歌います。いいですね!そして竹下さんがリリカルでメロディアスでよくスイングするソロを取ります。北川さんが堅実にリズムをキープします。大隅さんがドラムでピアノを煽ります。ジャズですねぇ!聞き入っているうちに、あっという間に一部が終わってしまいました。
 第2部では、第1部のメンバーに加えてギターの道祖淳平さんが加わりました。道祖さんのエレキギターは熱っぽくて、それにより雰囲気が第1部と打って変わって、ロックの香りのする展開となりました。演奏する曲も第1部はジャズのスタンダードが多かったのに対し、第2部ではロック系の曲も取り入れて、変化にとんだ構成となり、観客を多いに盛り上げてくれました。
 マユミさんは今までに2枚のCDを出しておられます。最初のアルバムが「イッツ・マイ・ライフ」というタイトルで、ぼくの感じでは、第1部の構成の雰囲気です。2枚目のアルバムが「REALLY?」というタイトルで、第2部の構成の雰囲気です。そして今日のメンバーは、大隈寿男(d)さん以外は、「REALLY?」に参加されたメンバーと同じです。
 この2枚のCDを入手して聞かれると、今日のライブに近い楽しさを味わうことが出来ます。しかしライブというのは特別の楽しい雰囲気があります。マユミさんは全国のライブ会場で公演する予定になっているようですので、機会があれば是非ライブを聞かれることをお勧めします。
 450名収容という会場の大きさを感じさせないほど、演奏者と聴衆が一体となって盛り上がった楽しいライブコンサートとなりました。家に帰ってまだ余韻に浸っています。
 












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