|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
菌類(糸状菌)とは何か(2011.1.17)
今年も農ライフ創生センターより野菜の講師(ナスを中心)を依頼しますよ、という予告を受けた。2年目となるので、昨年の事を振り返りながら「ナスの栽培について」というレジメを準備し始めた。レジメを作りながら頭の整理をしていると、まだまだ底の浅い知識が多く深みがない。まだ時間があるので一つ一つのことを、専門書を取り寄せて調べている。
例えば「植物の病気とその防除」について整理している。 植物の病気を引き起こす原因は、
これらの病原菌がどのようにして植物の体内に侵入していくか。植物の防御機能はどう働くか。防除のために使用する農薬の殺菌作用(呼吸阻害、核酸合成阻害、タンパク質合成阻害、脂質合成阻害)のメカニズムはどうなっているか。調べることはまだまだある! ![]() 「人類の星の時間」ツヴァイク(2011.1.31)
どんな芸術家でもその生活の24時間がすべて芸術活動をしているわけではなく、多くの時間は日常的な生活を営み、その中で芸術家として輝く瞬間がある。人類が紡いで来た歴史も、多くはとるに足らない出来事の中で、後世に残る重要な出来事があるとき起きる。こういう歴史の中で、突然輝く星となった人物の運命的な瞬間を描いたのが、ウィーン生まれの作家シュテファン・ツヴァイクが書いた「人類の星の時間」と言う短編集である。ここで採りあげられているのは、太平洋の発見、ビザンチンの征服、ヘンデルの復活、ラ・マルセイエーズの作曲、ウォーターローの戦い、などの12編である。
この短編集を読みながら、併行して読んでいたのが山岡荘八の「伊達政宗」全8巻、毎日新聞社である。こちらは御存知伊達正宗の誕生から生涯を終えるまでの歴史大河ドラマであるが、正宗という人物が幼くは虎哉禅師より教育を受け、さらに秀吉や家康に影響されどのようにスケールの大きな人物に成長して行ったかを、バックボーンとして描いているように思える。特に虎哉禅師は「生きていれば苦しさは絶対避けられぬ。避けられぬなら、苦しさを克服する方法を教えていく。それが教育というものだ」と説いている。また正宗自身の遺訓として「仁に過ぐれば弱くなる。義に過ぐれば固くなる。礼に過ぐれば諂(へつらい)となる。智に過ぐれば嘘を吐く。信に過ぐれば損をする」が残されているようであるが、これが小説の中でも使われている。 読み終わった後に考えたのが、このような大きなスケールではないにしても、自分の今までを考えた時に、何か輝いたと思える時間があったかということである。一つ鮮明に思い出せる事があった。正宗が秀吉や家康という大きな壁にぶつかった程ではないが、ぼくにとって今までに無い大きな壁にぶつかった事がある。理解できず恐れ、悩み、そのストレスかどうかは分からないが体調まで崩した。そしてそこから逃れようとした。しかしある事がきっかけでもう逃げるのは止めようと思った。人には、それぞれに備わった器というものは一つであり、その中で精一杯努力すれば結果は付いてくる。その結果が如何であれそれが自分の実力なのだと。そう思ったら、逃げていたことで見えなかったことも、見えるようになり、今まで壁だと思っていたものがそうではなく、大きな道しるべだと思えた。
数年たって書いたのがこの文である。随分と心が明るくなっている。やはりこれが限界だと思ってしまうと限界になってしまう。壁にぶち当たりそれを乗り越えようとすると、何がしか今までと物の見方が広がったり、深くなったり、良い意味の居直りができたりするようである。何よりも人を恐れる必要がなくなる。恐れないとそこに猜疑心が生まれず素直に信頼できるようになる。信頼関係が生まれれば物事はたいてい上手く行く。 小さいとはいえ、このような経験ができたことはぼくの財産である。 ![]() |
