@ キット屋倶楽部:ジャズ・オーディオの雑記帳:2013年 その4

ジャズ・オーディオの雑記帳
by 6041のS

植物病理学者・岸國平先生の本(2014.7.2)


 6月に、大学時代の同窓会が栃木県の那須塩原であり、これからは、なかなか会えるチャンスが減って来るとの思いで参加を決め、出かけることにした。最近は一泊旅行で出かけることは少なく、東京に着いたときに、駅近くの八重洲ブックセンターで農業関係の何か面白そうは読み物はないか探していた。そこで目についたのが、「植物のパラサイトたちー植物病理学の挑戦―」岸國平著、八坂書房、2002年出版という本である。この本の内容は「野菜や果物をはじめ、大切な庭木や鉢花にとりついて枯らせてしまう病原菌(パラサイト)の専門家=植物病理学者が語る植物の病気の話。病徴や原因から、防除法など様々な叡智までを、原因菌を求めて戦う人々の姿を交えつつ紹介する。(八坂書房)」
 予てからこういう話に非常に興味を持っていたぼくとしては、この本に飛びついた。話の大半は、先生の体験に基ずく研究の苦労話で、非常に分かり易く面白い。先生の経歴は、「1950年 東京大学農学部卒業。同年農林省入省。園芸試験場、野菜試験場で病害研究室長の後、農事試験場長、技術会議事務局長、農業研究センター所長を歴任。1984年退職。その後都立立川短期大学学長を経て、農業技術協会会長に就任。現在、同顧問。日本植物病理学会会長、現在同名誉会員。農学博士、日本植物病理学会賞受賞、勲三等旭日中綬章。(八坂書房)」というものである。農林省の野菜試験場の病害研究室というのは、現在は「農研機構」という独立行政法人の1分野として統合化されているが、先生は、まさに野菜の病害の研究の最前線で活躍されていたのである。
 アマゾンで岸國平と入れて、先生の書かれた本を検索すると、色々と出てくるが、新刊で入手できるものとして、以下のものがある。
 ・日本植物病害大事典 、全国農村教育協会 (1999/01)、1276ページ、\54000
 ・野菜の病害虫―診断と防除、全国農村教育協会; 新版 (1997/08)、651ページ、\7020
 ・野菜病害の見分け方―診断と防除のコツ、全国農村教育協会 (2003/01)、364ページ、\3780
 ・植物のパラサイトたち―植物病理学の挑戦、八坂書房 (2002/07)、254ページ、\2592
 最後の本は、ぼくが入手したものであるが、さらに興味を引いたのが、「野菜病害の見分け方―診断と防除のコツ」という本である。幸いアマゾンの”なか見検索“という機能で、本の内容をうかがい知ることが出来、その内容を見てみると、前々からぼくが欲しいと思っていた内容の本であり、早速入手することにした。
 254ページある本の中身の、1ページの一部を紹介すると以下の図のようになります。
 これはキュウリの斑点細菌病とキュウリのベト病という病気の症状が図1と図3のように大変よく似ているのですが、裏面をよく観察すると、図2と図4のように区別がつくようになります。このように先生の本の写真と解説を読めば、それを見分けることが可能になります。


 野菜病害277種について、すべてカラー写真で分かり易く解説がされており、野菜作りをされて病気の診断に苦労されている方に、是非手元に置いて活用されることをお奨めしたいと思います。






我が家のキュウリに病気発生(2014.7.3)

 庭に植えたキュウリの古くなった下葉に病気が発生しました。病気は元気の良い葉より、力の弱った葉に感染しやすいようです。本当は古くなった下葉は取り除いて風通しの良いように手入れすることが大切です。

病気になった下葉をよく観察すると、1枚の葉の中に2種類の病気が発生しているものがあります。

 病気の様子を80倍の実体顕微鏡で観察してみると、葉が黄色く変色している部分はベト病のようです。また白く見えるのはうどんこ病のようです。
 本来ベト病は湿気の多い時期に発生しやすく、うどんこ病は乾燥した時期に発生しやすいのですが、今の季節ではどちらも発生するようです。
 まぁ、これくらいのことは農家なら常識であり、ぼくが取り立てて書くほどの事ではないのですが、本を買ったので敢えて書いてみたくなりました。




クラシックの中古レコード(2014.7.30)

 ここ1週間は、暇を見つけてはハードオフを中心にジャンクレコードを見て回っていました。基本的にはジャズとクラシックのLPを中心に収集しているのですが、ジャズはほとんどなくこういう店で収集できるのはクラシックのLPが中心となります。
 成果としては、 30センチLP:75枚
          25センチLP:5枚
          30センチSP:3枚
          シングル盤:15枚
 という事になり、約100枚の中古レコードを買ってきました。この中でシングル盤は日本の歌謡曲です。25センチのLPは持っているだけで楽しいので、クラシックであれば中身を問わず買っています。また今回SP盤も買いましたが、これはカザルスのチェロの演奏とか、レナー弦楽四重奏団のラベルの弦楽四重奏とか、珍しかったので手が出てしまいました。
 さて30センチのLPを70枚入手したわけですが、今までの経験で行くとダブりがないつもりで買っても10パーセントくらいはダブりが出てくるのですが、今回はどうなることやら、まだ確認はしていません。最も、いつもダブりの無いように買っているわけではなく、名盤であれば誰かに譲っても良いと思って敢えて買っているものもあります。今回で言えば、@ベルリオーズ・幻想交響曲/ミンシュ・パリ管、Aバッハ・フランス組曲/グレン・グールド、Bショパン・ノクターン全集1/ルービンシュタイン、などのようなLPです。
 次に必ず必要な作業が、LPのジャケットに貼ってある価格シールを剥がすことです。切り出しナイフのような刃物でシールを剥がし、次にシールはがしスプレーをかけて糊を柔らかくして、最後はティッシュできれいにふき取ります。この時にレコードを必ず取り出して、カビの有無を確認します。カビが発生しているようであれば、すべて水洗いして乾燥させ、内袋を新しいものに取り換えます。今回は30枚くらいがカビの発生を認め、水洗いしました。またジャケットが大きく破れているものは、内側から補強用の紙を糊で張り付けて修理します。これは4枚ぐらいでした。
 これだけの作業でも100枚からあるとかなりの時間を取ります。熱い日中を避けて、早朝か深夜にごそごそとやっています。自分の部屋で作業するときは、入手したLPから早く聞いてみたいものをピックアップして、聞きながら作業しています。時間帯とか気分を考慮すると、モーツァルトとかバッハの音楽、もしくは室内楽が前に出てきます。
 ・モーツァルト、交響曲第36番「リンツ」&ピアノ協奏曲第15番/バーンスタイン(p&指揮)・ウィーン・フィル/LONDON
 ・モーツァルト、ディヴェルティメント第17番/パイヤール室内管弦楽団/ERATO
 ・モーツァルト、ポストホルン・セレナード/コレギウム・アウレウム合奏団/harmonia mundi
 ・モーツァルト、ピアノ協奏曲第27番/ギレリス(p)ベーム指揮・ウィーン・フィル/DG
 以上が今回聞いたモーツァルトです。バーンスタインのLPはウィーン・デビューを飾った記念碑、ピアノはウィーンに敬意を表してベーゼンドルファーを使用したようです。パイヤールは溌剌とした楽しい演奏です。コレギウムは古楽器を使用して、響きの柔らかい演奏です。ギレリスのLPはもう片面に2台のピアノのための協奏曲を、奥さんと共演しています。
 ・バッハ、フランス組曲第2集/グレン・グールド(p)/CBS-SONY
 ・バッハ、チェロ・ソナタ全集/ヨーゼフ・フッフロ(チェロ)/SUPRAPHON
 ・バッハ、管弦楽組曲全集/コレギウム・アウレウム合奏団/ harmonia mundi
 最初にグレン・グールドの演奏するバッハを聞いたので、後の2枚を聞く前に、さらにグールドの演奏が聞きたくなり、以前から持っているイギリス組曲、インヴェンションとシンフォニア、ゴールドベルク変奏曲を続けて聞いた。
 ぼくはジャズのピアノ・ソロはほとんど聞かない。聞いていて退屈することが多いからだ。しかしクラシックのピアノは良く聞く。特にグールドの演奏するバッハは大好きである。変な言い方だが、スイング感もあるし、グールド特有の表現の創造性も感じ、ジャズ的に聞いても楽しい。もちろんそれだけでなく、最近ではシューベルトのピアノ・ソナタも良く聞いている。
 と、一連の作業をしながら、音楽も聞いて楽しんでいる。集めた10インチのLPについては、一連の作業を終えて外袋も一新して眺めて楽しんでいるが、音を聞くのはこれからだ。
 このように、久しぶりにクラシックのLPを集めようと思い立ち、1週間くらいをかけて、豊田市、岡崎市、安城市、知立市、名古屋市などをうろつきまわると、100枚程度のLPが集まる。嬉しいことである。そして、これらの汚れたり、破れたり、カビにまみれたりしているLPを、音楽を聴きながらリフレッシュさせるのも、なかなか面白い。
 これですべての作業が終わったのではなく、これから1枚1枚、大部分は一部の音を聞いて、アルバムのイメージを確認し、外袋を一新して、コレクションの棚に分類して収納して、一段落となる。そして定期的にアルバムのダブりをチェックする。物理的な作業は以上である。




Pitch FM 83.8MH「ようこそオーディオルーム」(2014.7.31)

 キット屋の大橋さんが企画し、パーソナリティとして出演し、放送している、Pitch FM 83.8MHの土曜日の夜10時から11時の音楽番組「ようこそオーディオルーム」の7月と8月の放送に、大橋さんのご厚意で、グッド・ベイトのマスターと一緒に出演しています。
 この放送は、FM放送のみならず、インターネット・ラジオとしても流れているのでパソコンでも聞くことが出来ます。具体的な方法は、
 Pitch FMのサイト内のボタンを押すと聴けます。
 先日の録音時に、ネットラジオが可能となってから、カナダに在住の日本人の方からもお便りが届きました、という話も出ていました。
 話が少し横にそれましたが、7月と8月の放送に使用したジャズのLPのリストを紹介します。



                                                                            以上












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