ジャズ・オーディオの雑記帳
by 6041のS

辞典の収集(2015年12月2日)


 古本屋に立ち寄って本を眺めているときに、安ければ思わず買ってしまうものに辞書、事典の類がある。国語辞典以外で手元に置いておるのは、角川漢和中辞典 新装版 角川書店、暮らしのことば語源辞典 講談社、中国古典名言事典 講談社、明解日本語アクセント辞典 三省堂、看護・医学事典 医学書院、最新医学大辞典 2版 医歯薬出版、廣川薬科学大辞典 2版 廣川書店、分子細胞生物学事典 東京化学同人、岩浪理化学事典 4版 岩波書店、新音楽事典 楽語 音楽之友社などである。こういうものが手元にあると、それを見ているだけでも気持ちがわくわくする。
 これとは別に、国語辞典も何冊か手元にある。大辞林 三省堂、大辞泉 小学館、広辞苑 岩波書店、日本語大辞典 講談社、国語大辞典 学研、新明解国語辞典 三省堂などである。各社が色々な国語辞典を出しているが、その特徴について2011年11月1日の日本経済新聞の暮らしの記事に次の表をのせて解説していた。情け〜号泣までの意味について正しい使い方と、誤っているが現代では使われつつある意味のどちらも載せている辞書の比較である。

1.情けは人のためならず

・人に情けを掛けておくと、巡り巡って結局は自分のためになる(45.8%)
・人に情けを掛けて助けてやることは、結局はその人のためにならない(45.7%)

2.雨模様

・雨が降りそうな様子(43.3%)
・小雨が降ったりやんだりしている様子(47.5%)

3.姑息

・「一時しのぎ」という意味(15.0%)
・「ひきょうな」という意味(70.9%)

4.すべからく

・「当然、是非とも」という意味(41.2%)
・「全て、皆」という意味(38.5%)

5.号泣する

・「大声を上げて泣く」という意味(34.1%)
・「激しく泣く」という意味(48.3%)

※上が本来の意味で、下が本来とは違う意味。かっこ内の数字は同調査で「どちらの意味だと 思うか」の回答結果。

 表の上から下に行くほど、新しい言葉に敏感に載せている辞書であると解説している。またそれとは別に、「恋愛」という言葉をぼくの手持ちの辞書にどう定義しているかを調べてみると、
・大辞泉 増補・新装 小学館:特定の異性に特別の愛情を感じて恋い慕う事。また、男女が互いにそのような感情を持つこと。
・大辞林 2版 三省堂:男女が恋い慕うこと。また,その感情。
・日本語大辞典 2版 講談社:特定の異性に対して強い愛情をいだくこと。
・広辞苑 2版 岩波:男女間の恋い慕う愛情。愛する異性と一体になろうとする愛情。
・学研国語大辞典 2版 学研:男女が互いに相手にひかれて愛しあうこと。特定の異性と精神的・肉体的に強い結合を求めようとすること。またその感情。
・新明解国語辞典 5版 三省堂:特定の異性に特別の愛情をいだき、高揚した気分で、二人で一緒にいたい、精神的な一体感を分かち合いたい、出来るなら肉体的な一体感も得たいと願いながら、常にかなえられないで、やるせない思いに駆られたり、まれにかなえられて歓喜する状態に身を置くこと。
 同じ三省堂の辞書でも、三省堂国語辞典は新しい言葉を積極的に取り入れており、 新明解国語辞典は言葉の解説に大変力を入れておりと、それぞれの辞書によって随分と違いがあり特徴的であり面白い。国語辞典は最低でも2冊は手持ちしていると便利だろう。
 事典、辞書以外に新書でも集めているものがある。中公新書に「物語 ○○の歴史」と名うったシリーズがある。太字は現在ぼくが持っているもの。
物語 韓国史(金両基) 925 物語 アメリカの歴史(猿谷要) 1042
物語 イタリアの歴史(藤沢道郎) 1045 物語 北欧の歴史(武田龍夫) 1131
物語 アイルランドの歴史(波多野裕造) 1215 物語 英国の王室(黒岩徹) 1341
物語 中国の歴史(寺田隆信) 1353 物語 フィリピンの歴史(鈴木静夫) 1367
物語 ヴェトナムの歴史(小倉貞男) 1372 物語 ドイツの歴史(阿部謹也) 1420
物語 ラテン・アメリカの歴史(増田義郎) 1437 物語 スイスの歴史(森田安一) 1546
物語 オーストラリアの歴史(竹田いさみ) 1547 物語 カタルーニャの歴史(田澤耕) 1564
物語 中東の歴史(牟田口義郎) 1594 物語 スペインの歴史(岩根圀和) 1635
物語 ウクライナの歴史(黒川祐次) 1655 物語 イランの歴史(宮田律) 1660
物語 スペインの歴史 人物篇(岩根圀和) 1750 物語 バルト三国の歴史(志摩園子) 1758
物語 イタリアの歴史 U(藤沢道郎) 1771
物語 チェコの歴史(薩摩秀登) 1838 物語 タイの歴史(柿崎一郎) 1913
物語 京都の歴史(脇田修, 脇田晴子) 1928 物語 イスラエルの歴史(高橋正男) 1931
物語 メキシコの歴史(大垣貴志郎) 1935 物語 フランス革命(安達正勝) 1963
物語 数学の歴史(加藤文元) 2007 物語 ストラスブールの歴史(内田日出海) 2027
物語 上野動物園の歴史(小宮輝之) 2063 物語 エルサレムの歴史(笈川博一) 2067
物語 食の文化(北岡正三郎) 2117 物語 近現代ギリシャの歴史(村田奈々子) 2152
物語 哲学の歴史(伊藤邦武) 2187 物語 シンガポールの歴史(岩崎育夫) 2208
物語 ビルマの歴史(根本敬) 2249 物語 ベルギーの歴史(松尾秀哉) 2279
なんと37冊もある。 これをこつこつと集めるのも楽しみの一つである。もう一つぼくが注目しているのが、文春新書の「○○の世界地図」シリーズである。これも太字は現在ぼくが持っているもの。
民族の世界地図 地名の世界地図 人名の世界地図
常識の世界地図 イスラームの世界地図 色彩の世界地図
食の世界地図 新・民族の世界地図 法律の世界地図
国旗・国歌の世界地図 知の世界地図 武器の世界地図
 本というのは本来読んで楽しんだり、知識を吸収したりするものであるが、色々と集めてみたいものが出てくると、中古本として安価に収集することも楽しみの一つである。


 

 



頭を切り替えてレコードを収集する(2015年12月5日)

 手に入れたい本が次から次へと浮かんできて、レコード店に顔を出すことがなかなか出来なかったが、グッド・ベイトのマスターが色々と中古のレコードを収集しているのに刺激を受けて、5店ほど中古レコード店を回り、久しぶりにクラシックを中心にレコードを40枚ほど入手した。その中でぼくが注目したことについてまとめておく。
★日本コロンビア発売のレコードを8枚入手
・ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番/ゼルキン(p)、バーンスタイン指揮・ニューヨーク・フィル
・ビゼー カルメン組曲 他/オーマンディ指揮・フィラデルフィア管
・モーツァルト ピアノ協奏曲第26番 他/カザドゥジュ(p)、セル指揮・コロンビア響
・グリーグ ペールギュント 他/オーマンディ指揮・フィラデルフィア管
・マーラー 交響曲第1番/ワルター指揮・コロンビア響
・R=コルサコフ 交響組曲「シェエラザード」/バーンスタイン指揮・ニューヨーク・フィル
・スメタナ 交響詩「モルダウ」 他/バーンスタイン指揮・ニューヨーク・フィル
・ドビュッシー 前奏曲集 第1巻 他/ノエル・リー(p)
 CBS/SONYの音がメリハリはあるが、音の響き薄く、あまり深みのある音に聞こえなくて、 ぼくの好みに合わないが、同じコロンビアの音源でも、日本コロンビアが制作したものは、深みのある艶っぽい音だと思っている。さっそくベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番/ゼルキン(p)、バーンスタイン指揮・ニューヨーク・フィルとモーツァルト ピアノ協奏曲第26番 他/カザドゥジュ(p)、セル指揮・コロンビア響の演奏を日本コロンビアのLPとCBS/SONYのLPで実際に聞き比べてみました。期待通りというか、やはりぼくは日本コロンビアの音が断然好きですね。こんなレコードを8枚も入手したのは大変嬉しいことである。
★テラークの米国盤 「小沢の四季」
 「小沢の四季」については日本フォノグラムが発売した日本盤は所有しているが、 ドイツのテルデックでプレスして米国で発売されたオリジナル輸入盤を入手した。小沢指揮・ボストン交響楽団の四季の演奏は切れ味もよく、また録音もよく、日本盤でも素晴らしい音である。だからオリジナル盤を入手しても著しく音がよくなるとは思えないが、やはり少しの差でも持っていたいと思う。

 今回はまったく新しい演奏というよりも、同じ音源のレーベル変更による違いとか、国内盤と海外盤の違いとか、1960年代以前の国内盤とか、それらがオーディオ的にどんな音の違いとなって聞こえるかということに興味が集まるようなLPの収集となりました。ぼくだけでなく、いつものメンバーにも音の違いを聞いてもらうことにしています。


 

 











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