モーツアルト     ベートーヴェン
 
 

2013年5月6日(月) ゴールデンウィークをこんなに風に過ごしました

 
(1) オーディオ接点磨き&スピーカーケーブル被覆剥き
無水アルコールと綿棒を使って接点磨きをしました。RCAケーブルのメス側は、以前大橋さんから頂いたOPSOLUというブランドの端子クリーナーで磨きました。白い端子クリーナーに結構汚れが付きました。SPケーブルの両端も酸化し始めていたので切り落とし、新しく被覆を剥き直しました。ついでにラック裏側のほこり取りも兼ねて2時間の”格闘”の末、音出し。うーん細かな余韻が良く出るようになった気がします(笑)。プラシーボでしょうか? まあ、少なくとも悪くはなっていないはずですよね。

(2) 宗次ホールでの演奏会を2回
名古屋にある宗次ホールの13時30分からのリサイタルに2度行きました。4月24日がピアニストの伊藤恵さん5月3日が若手ヴァイオリニストの成田達輝さん。いずれも東京と同じプログラムでチケット代はわずか2000円! 価格破壊的安さです。感謝の気持ちを込めて、昼食は2回ともホール斜め向かいにある「CoCo壱番」でカレーライスを食べました。(ホールの持ち主の宗次徳ニさんはこのカレーチェーン店の創業者なのです)

(3) 美術展にも2回
まずは名古屋市美術館で開館25周年を記念して開催されている「上村松園展」。明治・大正・昭和の三代を美人画一筋に生きた女流の作品約80点を堪能しました。
続いて岡崎美術博物館で開催された「ポール・デルヴォー展」。幻想と夢に彩られた、20世紀ベルギーの画家でした。
また、東海地方での今年最大の話題、愛知県美術館での「プーシキン美術館展」は混雑するGWをはずして、6月上旬の平日にじっくり鑑賞しに行こうと思っているところです。 

(4) 万歩計をつけて励んだウォーキング
痩せているのに糖尿病だった両親の遺伝子を、私もしっかり引き継いでいるようです。最近食事と運動に気を使っています。そんな折、勤める会社の健保が2か月間のウォーキング促進イベントをするというので申し込みをし、4月下旬から万歩計 (正確に言いますと、歩行数だけでなく消費カロリーなども出るデジタル活動量計) をつけ始めました。9日間のGW休みのうち、3日は新緑と花々が美しい山の林道歩き、4日はアスレチック・ジム通い。残り2日は名古屋の地下鉄を1〜2駅手前で降りて演奏会場や美術館まで歩いて歩数を稼ぎました。努力の甲斐あり連日1万歩超え。この調子で賞品ゲットするぞ!

(5) 読書は新書3冊のみ
「知の逆転」(吉成真由美インタビュー編)、「資本主義という謎」(水野和夫・大澤真幸共著)、「経済学で読み解くこれからの日本と世界」(伊藤元重著)。いずれもビジネスパーソン向けによく売れている新書ですね。実は東野圭吾と宮部みゆきのエンターテイメントも購入したのですが、結局”つん読”。最近歳のせいか活字を読む集中力が続かなくなりました。ちょっと寂しいなあ。

 

2013年5月12日(日) クラシック音楽ファンのためのヘッドフォン・ベストバイ!?

 
 私のオーディオはリビングダイニングの片隅にあるので、好きな時に好きな音楽を好きな音量で聴く、というわけにはまいりません。我が家の総理大臣が炊事をしている時に、大音量でマーラーをかける、というのはやはりマズイ。トホホ。そこでSV-192Sの高音質ヘッドフォンジャックを活かしてみようかと思い始めているところです。そんなワタシの心を見透かしたかのように、定期購読しているクラシック音楽雑誌のオーディオ欄で、ヘッドフォン特集が続きました。(イヤホン型ではなく昔からあるヘッドフォンです)

 まずはフランス「Classica誌」3月号が、60ユーロから349ユーロまでの10機種を採点していました。次の3点が最高評価「CHOC」を獲得。
● PSB(←カナダのメーカーとのこと) M4U1 299ユーロ
● オーディオテクニカ ATH-M50 149ユーロ
● YAMAHA HPH-200 149ユーロ

 続いてフランス「Diapson誌」4月号が、70ユーロから2149ユーロまでの24機種を取り上げていました。「音質」「装着感」とも5つ星だったのが、以下の2機種。
● FOSTEX TH-7B 79ユーロ
● GRADO(←アメリカメーカーのこと) PS1000 2149ユーロ
 「音質5つ星、装着感4つ星半」として次点だったのが、以下の3機種。
● BOSE OE2i 180ユーロ
● FOSTEX TH-900 189ユーロ
● YAMAHA HPH-200 149ユーロ
 ヤマハのモデルが両誌で取り上げられていますね。第一候補はこれかなあ。値段も手頃。同社20年ぶりの国内展開機種とのことです。

 さらにレコ芸5月号が、6人のオーディオ評論家に1機種ずつ挙げさせていました。
● オーディオテクニカ ATH-AD2000X 81,900円
● SHURE  SRH1840 オープンプライス(OP) 実売7万円前後
● AKG K702 OP実売2〜4万円
● ビクター HP-DX700 OP実売5〜7万円前後
● スタックス SR-009 388,500円
● ゼンハイザー HD800 OP実売13〜16万円前後
うーん高価ですねえ。ベスト・オブ・ベストという意味で挙げたのでしょうが、これだけの値段なら良くて当たり前。「ヘッドフォンは高くても3万円以下」という私の常識は間違いなのかなあ。

 最後にドイツの「FONOFORUM誌」6月号が4機種を取り上げていました。厳選4種という事かと想像します。
● ベイヤーダイナミック Custum One 200ユーロ
● Denon AH-D600 520ユーロ
● Philips Fidelio X1 300ユーロ
● ゼンハイザー Momentum 300ユーロ

以上、日本のオーディオ誌とは一味違ったセレクションになっていますか?  夏のボーナス時期まで、もう少し情報を集めてみてから購入するかどうか決めようと思っています。


 

2013年5月18日(土) 最近購入したCD(クラシック&ジャズ)

 
 最近購入したクラシックCD3枚、女性ジャズ・ヴォーカルCD1枚の感想を、防備録を兼ねて書かせていただきます。

◆ メンデルスゾーン&シューマン ヴァイオリン協奏曲 テツラフ(Vn)、パーヴォ・ヤルヴィ指揮フランクフルト響 (Ondineレーベル ODE1195 2008〜9年録音)
ここ20年ほどのメンデルスゾーン研究の進展により、超有名なこのコンチェルトの解釈にも大きな変化が起きているようです。かつての女性的で優美な曲調ではなく、ブラームスにつながるシンフォニックな響き、鋭角的リズムと快速調テンポが生み出すきっぷの良さ・・・そんな新しい作曲家像が聴ける秀演。一方シューマン晩年の作品に強く惹き付けられている私、これから彼の協奏曲をじっくり聴き込みます。お気に入り度★★★★☆。

◆ ストラヴィンスキー バレエ音楽「春の祭典」同「火の鳥」組曲(1919年版) ヤンソンス指揮ロイヤルコンセルトヘボウ管 (RCOレーベル RCO08002 2006〜7年録音)
現在世界最高のコンビと称される上記組み合わせで聴いた「春の祭典」の生演奏は、なんとこのバーバリスティックな曲から、滑らかで洗練された音を紡ぎだし、まるで極上のベルベットのような響きに、深く感動したことを覚えています。その貴重な体験に触発されて購入した1枚です。なお肝心の録音は、同レーベル発足間もないためか、その後のディスクほど優秀ではありません。少しがっかり。ハイブリッドSACD。★★★★。

◆ プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲第1&2番、無伴奏Vnのためのソナタ シュタインバッハー(Vn) ワシリー・ペトレンコ指揮ロシア・ナショナル管 (Pentatoneレーベル PTC5186395 2011年録音)
ここ1〜2年プロコフィエフの音楽の惹かれるようになった私、カップリングが気に入りこの新譜を買ってみました。協奏曲のほうは、残念ながらバックのオケの演奏に緊張感が希薄。★★★。しかし無伴奏ソナタは集中力&切れ味抜群の名演、録音も秀逸。繰り返し聴きました。このソナタのためだけに買っても損はなし。★★★★★。ハイブリッドSACD。

◆ Holly Cole 「ベスト・オブ・ホリー・コール 私の時間」(EMIジャパン TOCE71060 2011年発売)
名古屋駅近くのタワレコで見つけて買ってみました。ベテランの味、姉御肌&余裕の歌唱で歌はとても気に入ったのですが、ドラムスをどすんどすんと叩き続けるアレンジがロックみたいで、私の好みに合わず。


 

2013年5月25日(土) 今月足を運んだ演奏会

 
 今月は名フィル定期も含めて4回コンサートに行きました。
 まず5月3日(金)宗次ホールで、成田達輝のヴァイオリン・リサイタル。2010年ロン・ティボーと2012年エリーザベトという2つの国際コンクールで、共に2位になったパリ在住の21歳。演奏曲目はベートーヴェン3番、フォーレ2番、シマノフスキ「アレトゥーサの泉」そしてフランク。元気いっぱいに艶やかな音を振りまく演奏でした。まるでやる気満々の新入社員を見るよう(笑)。 なおピアノ伴奏は19歳のフランス人テオ・フシュヌレ。(感銘度★★★☆)

 続いて11日(土)は大野和士指揮ウィーン響の演奏会(愛知県芸術劇場コンサートホール)。モーツァルト「フィガロの結婚序曲」、ブラームスのヴァイオリン協奏曲(Vn独奏:庄司沙矢香)、交響曲第4番というプログラム。協奏曲の庄司さんは、昨秋のリサイタルの不調が嘘のような、凛とした緊張感が終始保たれた集中力の高い秀演。★★★★。交響曲では、本場のオケとの初顔合わせにもかかわらず、自らのやりたい音楽をかなり貫徹した大野さんに拍手。25年近く前に見た、スポーツカーを疾走させるような元気一杯の溌剌とした指揮ぶりは180度変わり、時にオケを解放し、時に手綱を締める余裕たっぷりの自在なものに変貌していました。大家(たいか)まであと一歩というところでしょうか。★★★★。アンコールはJ・シュトラウスUのワルツとポルカを3曲。まるでコース料理の最後にデザートが3皿も出てきたみたいで、お得感たっぷり。会場はおおいに盛り上がりました。

 18日(土)は名フィル第402回定期演奏会(愛知県芸術劇場コンサートホール)。広上淳一さんのお弟子さんの若手・川瀬賢太郎の指揮で、曲目は現代日本を代表する作曲家・細川俊夫の「循環する海」、ウェーバーのクラリネット協奏曲第1番(クラリネット独奏はベルリン・フィルの首席奏者アンドレアス・オッテンザマー)、バッハ(エルガー編)幻想曲とフーガ ハ短調Op86(原曲BWV537)、メンデルスゾーン交響曲第3番「スコットランド」の4曲でした。
 細川作品は2005年ザルツブルグ音楽祭(!)の委嘱により、ゲルギエフ指揮(!!)ウィーンフィル(!!!)によって世界初演されたもの。「水の循環」を表していながら、「人の一生」を想念させるものでもあり、「輪廻」を想像させるようでもありました。東洋(日本や古代インド)を想起させる響きは終始緊張感に満ちたもの。東洋の生まれでありながら西洋音楽を生業に選んだことにより生じる、作曲家自身の心の奥深くでの葛藤が現われたものであり、その意味で西洋人作曲家には絶対に書けない「細川ワールド」になっていると感じた次第です。なお演奏前に作曲家自身によるプレトークを聴くという貴重な機会も持てました。

 最後に21日(火)はしらかわホールでフランスの若手リーズ・ドゥ・ラ・サールのピアノ・リサイタルを聴きました。昨年に続き2度目でした。演目はラヴェル「鏡」(全5曲)、ドビュッシー「前奏曲T&U巻」抜粋(6曲)、プロコフィエフ「《ロメオとジュリエット》からの10の小品」という、オール20世紀フランス&ロシア・プログラム。演奏は女性らしからぬパラフルで骨太なものでした。盛んな拍手に応えたアンコールは一転19世紀ロマン派の作品を3曲。シューマンの歌曲をリストがピアノ独奏用に編曲したものが2曲、そしてショパンの夜想曲20番。この夜想曲が当日の白眉。最後の和音の余韻が消えたとき、ひとりの男性客が低く「ブラボー」とつぶやいてみえましたが、まさしく同感でした! (感銘度★★★★)
 ところでドゥ・ラ・サールの招聘元である晦MATIさんはいつも良心的な価格で演奏会を提供してくれますし、チラシやプログラム冊子もきちんと作り込んであり、「いい仕事をしているなあ」と感心しています。今後も是非この調子を続けていただきたいと思います。

 来月は、2度目のデカチョーさんオーディオルームへの訪問が叶う予定。楽しみです!








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