Tube A Go Go!!!
by S藤さん

第4回 「三台目『TU-870』回顧録」の巻



しまった、、、まだ、終わりじゃ無かったのか、、、


やっぱり、、、物語は続いていたのか、、、

そして、懲りずにまたまた「ポチッ!」とな。。。
と真空管アンプ「TU-870」をネットにて購入しました。。。

これで今度こそ我が家にも真空管アンプが定住しそうな気配です。。。

ヨッシ!気合い入れて製作するぞ!ルンルン!

ナンダカンダ言ってもうかれこれ「3台目」だしな。。。
設計図見ないでも作れる様になってしまっている自分に感動しつつ。。。

至福のひととき。。。何かに没頭出来るって幸せな事なのかもね。。。


と、その矢先、、、前の日記を読んでいたマイミクの「◯◯ちゃん。」からメッセージ有り!!!
「日記、面白く読んだよ!」
「んでもって、私、真空管アンプって言葉になんだかぴーんと来たよ」
「私も、欲しくなってきちゃった」
「それって、キットでしょ、作るの難しいかな、、、」


「まぁ、オトコの人ならなんとか出来ると思うけど、、、女の人だとちょっとムズいかもね。」


「やっぱそうだよね。」
「でも、欲しいな」
「S藤くんの日記、読んでたら激しく欲しくなって来ちゃってさ。」
「あ〜、やっぱり欲しいな真空管アンプ、、、」

それって、なんだかぼくが悪いみたいじゃん。。。
悪の道に誘い込んでるみたいでさ、、、

「聴いてみたいな、、、」
「欲しいな、、、」
「誰か、私に作ってくれる優しい紳士は居ないかな〜〜〜」

なんて、メッセージのやり取りを繰り返していました。。。

暗にぼくに作ってくれって言ってるのは明白です。。。
そこまで言われて黙っている訳は有りません、、、

「さっきちょうど完成して、今、試運転中だよ」
、、、あっ、言っちゃった。。。

というわけで、三台目の真空管アンプもメデタク、マイミク「◯◯ちゃん。」の
お家で大活躍中です。。。

勢いに乗って「JBLのCONTROL1」まで買ったらしく、気合い充分です。。。
おかげでゴキゲンだってメッセージまでくれる始末。。。

げげ!代金、いつのまのか「飲み代」に化けてるし。。。
自分の分、買うお金が無いよ〜〜〜〜。。。


まっいいか。。。

また、おこづかい貯めよ〜〜〜。。。


で、一連のこのお話しは3年前に遡って、思い出しながら書いていますので時系列が前後してしまっているかも知れませんが、、、(笑

そして、さすがに三台目のTU-870とも成ると堂に入った物で自分なりのカスタマイズなんてしてみたり、と言っても「回路」に手を加える訳でもなくコンデンサーやラインケーブルを交換する位で、C1,C2及びC3,C4をオレンジドロップやビタミンQに変えてみたり、入力系のケーブルをBELDENに変えてみたりの所謂「ライトチューン」でして、で、その効果の程と言うのも完全な「自己満足」&「プラモ」の域を脱していません。。。

そして、しばらく後、実は「JBLのCONTROL1」再生能力に徐々に不信感を持ち始めて、押し入れの肥やしになっている、かの名器「オーラトーン 5C」を試しに接続、何しろ25年前のスピーカーだしフロントのスポンジは加水分解してボロボロで、別段何の期待もしてませんでした。。。

でいつもの定番のジミヘンのリトルウィング(インスト)を聴いてみて、ビックリ!
明らかに音の方向性が違います。。。
同じ口径でもCONTROL1は下と上のレンジをややムリに伸ばしている感じがするのに比べて
無理せず、しっかりと中域中心の再生にこだわった造りに成っていてむしろ10cmと云う口径の「身の程」に合っている気がしました。。。

そして、そこには以前にも増してリアルな「ジミヘン」が立っていました。。。(爆

あ、これだボクが求めていた「音」って。。。(単細胞ですね、、、

「オーラトーン5C」と云えばスタジオや放送局には必ずと言っていい程、常備されているスピーカーだし
悪い訳が無い。。。(さすがに最近は余り見なくなってはいますが、、、

しかも、真空管アンプに於いてスピーカーに求められる「能率」もかなり良い。。。

決してハイファイでは無いがラジオボイスでも決して無い、程よい感じで四畳半の和室にしっくりくる感じ。。。

さすがにぼろぼろのフロントカバーは頂けませんが、、、(笑

しばらくはこれで行って見よう、捨てないで良かったよ。


という事も今は昔、、、完全に朽ち果てたユニット(爆

なんだか、もったいないよな〜〜〜
なにかちょうどいいユニット無いかな、、、
しかも安くて、、、

と、イロイロ情報集めのためネットで調べてみると「ALTEC CF204-8A」と云うユニットがオーラトーンの箱に
ピッタリ合うと云うありがたい情報を見つけました。。。

アルテックってまだ有ったんだ、、、良く、市民ホールの設備で入っている「A7」ってやつが有名なメーカーだよな、、、
あのデッカい奴を自宅で鳴らしているクレイジーなマニアも居るって話しも聞いた事有るし、、、

あ、キット屋さんでも扱ってるじゃん。。。「ALTEC CF204-8A」。。。
値段も手頃じゃん。。。

ものは試しに買ってみよう、、、「ぽちっ」。。。あ、買っちゃった、、、

キット屋さんは出荷の迅速さがそのウリらしく中一日で来てしまいました。。。

まずユニットを取り外しに掛かる訳ですが、、、ネジと思われていた出っ張りがなんとただのシリコンのポッチで
ネジ穴もネジもどこにも入っていません、、、、、、、、、、、

???ってことは「接着?」

げげ〜〜〜うっそまじ???

ありえん、、、


こう成りゃヤケだ、とばかりコーン紙に切れ目を入れて横っちょからカッターでスキマに切れ目を入れて
ギコギコとバッフル板とユニットを切り離しに掛かるしか無いのか、、、
これがあり得ない位に強力でこれって販売時にユニット交換なんて考えていなかったのかな、、、

フレームにMDFのカケラがたくさんくっ付いて「穴」がかなり薄くなってしまってるし、、、
しかも、もう一本あるし、、、

一本目はかろうじて旨く行ったけど、、、もう一本が失敗したら、、、全ての苦労はオジャンだな、、、

でも、此処までやってしまったら、最後までやらねば男が廃る!っていうかヨメにまたバカにされる。。。(爆

と云う事でさっそく近所の金物屋にて強力接着剤の定番「G17ボンド」を購入。。。

はみ出さない様に慎重に「圧着」。。。待つ事二時間。。。

最初に出て来た音はなんともまあ「ラジオボイス」だこと。。。
まあ、うわさではこのユニットは相当鳴らし込まないと本来の性能を発揮しないらしいと云う
事は認識はしていましたが、、、

それにしてもみごとな「かまぼこ型」。。。
ボーカルのみが朗々と鳴る。。。

やっぱり、エージングが必要なんだな、、、

っていうか「エージング」って事自体、道具のエージングも有りだけど一番エージングの効果が高いのは「人間の耳」の様な気がします。。。

どんなへなちょこのスピーカーでも十分も聴いていればそのヘナチョコさに意外に慣れてしまいます。。。(爆(涙

このCF204-8Aも僅か十分間でサウンドが「激変」!!!
と言うより自分の耳がそのサウンドに「馴れて」しまったのでしょう。。。

(2009年6月の時点でこのユニットは物理的に程よくエージングされレンジも広がり今ではボクには無くては成らないユニットの一つに成りました。)

フルレンジの抜群の定位感を味わってしまえばもう後戻りは出来ません。。。





格言:朱に交われば赤くなる(ちょっとちがうか、、、(爆(爆(爆








<<目次へ戻る