キット屋倶楽部

SV-7 ver.3製作記

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 200664()ザ・キット屋HPから購入申し込み。

 即日インターネットバンキングで振り込み(日曜なので実際の振込みは5日です)

 66日にもう納品されました。左が納品状態です。

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 結構パーツがありますね。トランスは既にシャーシに取り付け済みでした。

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 真空管の箱です。上から

  5750 (周波数変換)

  5749 (中間周波増幅)

  6AV6 (検波、AF電圧増幅)

  6005 (AF電力増幅)

  6X4  (整流)

  6RE−13 (マジックアイ)

です。

 回路図やパーツリストには複数の真空管候補が記載されているので、何が選定されているかはダンボールを開けてびっくり玉手箱か?

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 マジックアイ(6RE−13)の箱の拡大写真です。

  日立 補修部品

  同調指示管

  照会番号02500

  現金正価670円

国産のマジックアイのようです。貴重品ですね (^_^)

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 かわら版第56号が入っていました。

 表紙を除いて56ページある立派な製品カタログです。

 「レトラジ」限定入荷!なんて記載もありますね。

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 部品リストで11品チェックします。

 以前S無線でアンプキットを2回購入したことがあるのですが、2回とも部品不足があり、それ以来すっかり用心深くなっています ^_^;

 結局不足はなく、ビス1本とフランジナットが1個多いだけでした。

 多い分には問題なし。製作後このビス1本とナット1個が余りました。

 同じ240kΩでも1/4W1/2Wがあるなど紛らわしい部品があるのでよく確認しておいた方がいいですよ。抵抗そっくりのコンデンサーや、同容量でも種類の違うコンデンサーがありました。

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 先ずはプリント基板に部品を半田付けします。

 R315kΩのみ基板から浮かして付けるのですが、写真のようにリード線に加工がしてあります。細工が細かいですね。

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 基板設計時IFTは全てA1と同じサイズであったようですが、A1以外は小さい部品に変更されたようです。基板に孔をあけ足したり、基板で作ったアダプターを履いたりしています。

 キット屋特注品だそうです。

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 基板製作終盤トラブル発生!真空管ソケットがうまく嵌りません。

 基板の孔位置とソケットのピン位置が2mmも合っていません。

キット屋さんにメールを送ったのが 688:28 pm。大橋さんからメールが返ってきたのが69 3:03 am。サンバレーって24時間体制?

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 大橋さんのご助言でソケットのピンを修正し、ピンが孔に挿さるようになりました。「メーカと協議しソケットピン整形の文言追加をすることにした」とのメールも届きました。完成した基板全体の写真は撮り忘れました ^_^;

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 ポリバリコンのリードと基板の孔位置が合いません。

 部品変更したのかな?

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 リードがやわらかいのでスンナリ挿さりました。

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 余分を切ってうまく取り付きました。

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 フロントバッフルにダイヤルエスカッションやスピーカー等を取り付けます。サランネットはスピーカーと一緒に取り付けるのですが、弛まないように引っ張りながら取り付けます。部品を付ける前にビスを一旦ねじ込んで下穴をあけておくとドライバーが滑って部品を傷つける危険性が低下します。シャーシとの固定用ビスも同様に一旦ねじ込んで下穴をあけておいた方がいいですよ(ドライバーがまっすぐに使えないのでお勧めです)

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 ランプソケットは左の状態から右のように端子の向きを変えます。

 小さい上に固いので作業しにくいですね。

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 シャーシにゴムブッシュを付け、ランプソケットを挿し込むのですが、非常〜にきつかったです。うまく挿さらなかったので電球をねじ込んで電球ごと挿し込んだら何とか挿さりました。

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 ダイヤルの糸を作ります。釘を打ち付ける木片と糸固定用のアロンアルファは各自で用意します。1回目:接着剤を塗り忘れて糸がばねから外れ、2回目:釘の間隔を1cm間違えているのに気付き、3度目の正直で成功。糸は相当余裕があるので少々失敗しても大丈夫です。この後プーリーに糸を掛けるのも悪戦苦闘 ^_^;

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TUNINGの軸に完成した糸を巻き付けます。

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プーリーに糸を掛けます。結構難しいです。

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 基板を取り付け上部の配線をします

 アンテナコイルの取り付け・配線は裏の配線が終わってからの方が良かったかも知れません。

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 外部アンテナ端子です。こんなんでアースラグがシャーシにつながっているのかな?とテスターで調べてみると案の定∞Ωでした。一旦外して塗装を少し剥がしてOKになりました。

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 裏の配線をするのにそのままひっくり返すとアンテナコイルがぶつかるので、木片で浮かします。それにしても厚紙製のコイルボビンなんて初めて見ました。壊れやすいので気を付けましょう。

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 IFTIFTの直結部のパターンが切ってあり、写真のセラミックコンデンサーを取り付けます(2箇所)。その他にも高周波特性の改善を図っているようです。

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 裏側の配線が完成しました。

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 真空管を挿さずに電源投入。

 しまったー!右側のランプが点かない。

 ランプの半田がソケットに当たり、深く嵌っていなかったようです。一旦外して半田を削り、ランプを増し締めしました。

 うまく抜き挿し出来てよかったです ^_^;

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 よかったー。ランプ点灯成功です。

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 真空管を挿しました。ソケットがきついときの裏技を紹介。

 ティッシュか綿棒にCRC 5-56をシュッと軽く一吹きし、真空管のピンに薄く塗布します。決して真空管に直接スプレーしてはいけません。

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 電源を入れてトリマーとOSCコイルの調整をして完成です(611)

 製作に6日間掛かりました。

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 正面です(ボンネットを取り付けました)

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 操作部の拡大です。キット屋HPの写真ではVOLUMEを引っ張るとAUXに切り替わるスイッチ付きボリュームのようですが、スイッチ部はトグルスイッチに変更されています。入手困難なのかな?

 あとTUNINGが少し固かったので軸受けにCRC 5-56を少量塗布しました(マイナスドライバーに少量吹きかけて軸受けに塗布)

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 底面と裏面です。

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マジックアイ前面です(フロントバッフルを外して撮影)

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 マジックアイの点灯状態です。

 左から同調前、半同調、完全同調です。

 尚、電波が強くないと中央でくっつきません。

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 マジックアイの後姿です。

 SV-7 CIRCUIT DIAGRAM (回路図)ではTUBE-6のマジックアイにヒーター電源がつながっていませんが、単なるミスプリで実態配線図ではちゃんとヒーター電源がつながっています。ヒーターの光が見えますよね。

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 明かりを落として撮影。

 使用カメラ :

   Canon IXY DIGITAL 800 IS

 露出時間 : 1秒、露出補正 : +2

 修正ソフト : Adobe Photoshop CS 

   (明るさとコントラストを調整)

 三脚がなかったので手振れしていますね。

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 我が家のCSチューナー(Music Bird)AMラジオのノイズ源であることが判明。電源スイッチを切ってもノイズが消えないので、電源コードに中間スイッチを付けました。

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 滅多に聴きませんがNHK2(新潟)1593kHzが受信出来ません。マンション住まいの上に元々電波があまり強くないせいだと思っていました。我が家に高周波発信器があるのを思い出し、受信可能範囲を確認したところ500kHz 1520kHzでした。そこでTUNINGを目一杯上げ、高周波発信器を1620kHzにセットしてトリマーを調整。次にTUNINGを目一杯下げ、高周波発信器を同調する周波数(510kHz)に下げてOSCコイルを調整。これを数度繰り返して調整完了。NHK2(新潟)1593kHzが受信出来ました。初めから高周波発信器を使って調整すれば良かったです。

【製作を終えての感想】

 半田付け部分は大して難しくないのですが、組み立て部分が難しいです。ダイヤル糸の製作、プーリーへの糸掛け、ランプソケットの取り付けがきつい、ドライバーが垂直に使えない箇所が多い等です。糸を完成品にするか、ギア駆動にすれば随分製作が楽になると思います。わたし的には組立難易度★★★★☆でした。

 しかしながらデザインの良さは大変気に入っております。これがアルミシャーシにバーニアルギアであったら購入していなかったでしょう。「レトラジ」もいいのですが、我が家には大き過ぎます。

 SV-7が我が家の良きインテリア兼ラジオとなりました。

 我が家から2.4kmBSN新潟放送1116kHz(5kW)はまずまずの受信感度ですが、15km(6)離れたNHK1837kHz(10kW)と同第21593kHz(10kW)は辛うじて受信出来る状態です。電波の強さは距離の自乗に反比例するので距離が効いているようです。

 我が家は鉄筋コンクリート造りで、窓際に張ったとはいえ短いビニール線のアンテナでは余り感度が良くないので、フェライトバーアンテナかループアンテナを付けようかと思っています。

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