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フルデジタル処理で高音質を追求したFMチューナー「C-FT1000」

FM放送を受信してステレオ音声として出力するには、複雑な演算の繰り返しで復調する必要があり、FMチューナーの最大の技術的ボトルネックでした。これまでアナログ領域で行われてきた復調行程をデジタルで行う世界初(※)のFMチューナーが誕生しました。まるで放送局にダイレクトに繋がったような鮮烈な音を体験してみませんか。(※2023年1月現在)

※当社販売分にはオプションのマルチパスディスプレイ「MPD-1」(定価13,200円税込)が付属します(台数限定)

参考ブログ

C-FT1000はFM放送電波を受信する際に避けられない厄介なマルチパス(輻輳波)を強力に除去する「マルチパスキャンセラー(MPC)」を搭載する世界初のフルデジタルFMチューナー。アンテナからのRF信号を直接AD変換し、従来アナログ回路でしか行えなかった復調工程をデジタル化したことで「これがFM放送か！？」と思えるほどの鮮度感と高音質を実現しています。

音質のこだわりからDAコンバーターチップにはESS社の32bit DAC「ES9038Pro」を搭載し、さらに周辺回路にも万全な音質対策をしています。最高の音質でFM放送を聴くことのみを追求した究極のデジタルFMチューナーの登場です。

また音声信号は最大192kHz/24bitのデジタル出力、またはアナログ出力することが可能でS/N, チャンネルセパレーション, 歪率などあらゆるパラメータにおいて従来のアナログチューナーを凌駕しています。

更にマルチパス(輻輳波)による変調を限界まで除去するという学習機能付き「マルチパスキャンセラー(MPC)」を搭載し受信環境による音質の劣化も抑えています。音質の礎となる電源回路には「リザーブ電源」を搭載。変動電流を通常のトランス電源の1/3以下に抑え極めて安定したアナログ回路への電源供給を実現しました。また高周波を扱う受信部には個別の電源トランスを用意しノイズの徹底的な排除を図っています。

筐体は厚手の鋼板により強固に設計されており、5mm厚の削り出しフロントパネル, 真鍮製インシュレーターによる3点支持など、不要共振等による音質劣化を回避。メカニカルグランドコンストラクション思想に基づく対策も万全です。

操作系では76.0〜95.0MHzまで0.1MHzステップで受信周波数を設定可能。その他さまざまな設定がディスプレイ画面を見ながら容易に行うことが出来ます。