ジャズ・オーディオの雑記帳
 by 6041のS
雨の日はジャズでも聞きながら(2009.3.22)

 昨晩から降り出した雨が朝になってもまだ止まず、畑仕事も出来ない。本当に農業は天気しだいである。それでも朝一番に畑の排水状況を確認してきた。後は家の中の整理でもしようかとNHK-FMのスイッチを入れると、サンサーンスのヴァイオリン協奏曲第3番が流れてきた。ジノ・フランチェスカッティのヴァイオリンとニューヨーク・フィルのオーケストラである。・・・・・いつの間にか、うたた寝をしていたようである。チャンネルをミュージックバードの9に変えて、ジャズを流しながら何を整理しようかと考えて、まず頭の整理をすることにした。(体を動かさずに出来るから)アメリカのe-musicという所からダウンロードしてきたジャズのソフトが溜まっているのでそれを聞くことにした。
 ★Lullaby of Birdland / Stan Getz / 2003.11 / Dreyfus Jazz
 ★And Friends / Charlie Parker / 2003.11 / Dreyfus Jazz
 ★Erotic Jazz Lounge Vol.3 / Various Artists / 2008.7 / Makin' Friends Records
 (ここに記した年月は発売時期)いずれもコンピレーション盤である。1枚目はスタン・ゲッツの若き日の演奏であり、2枚目はチャーリー・パーカーの演奏で、これはなかなか音が良い。いずれもDreyfus Jazzというレーベルから出ている。3枚目は、タイトルは意味深長であるが、テナーサックスの名演集である。をやったことがあり、その時のぼくの選曲との違いも興味深いものがあるからであり、ぼくの聞いたことのないものがあるからである。


 ★Movie Themes From France / Barney Wilen / 1989.10 / Timeless Records
 ★Live At The Bass Clef, London, 1990 / Duke Jordan / 2008.8 / Wave Records
 1枚目はバルネがお得意のフランス映画の音楽を演奏したもの、2枚目はデューク・ジョーダンがベーシストのピーター・インドと組んでのロンドン・ライブ。いずれもヨーロッパの香りがするジャズである。


 ★That Good Feelin' / Johnny Hammond / 1959.9 / Fantasy
 ★Young Blues / Larry Young / 1960.9 / Fantasy
 この2枚のアルバムはハモンドオルガンの演奏によるコテコテのジャズである。(ジャケットは省略)・・・・・リラックスした1日でした。


詩の紹介(2009.3.30)

最後の手紙(とにかく何かを書いておこう)

外では、しとしとと雨が降り続いている。
時雨にあたると、体の芯まで冷える。
きっと今のぼくには、この雨がふさわしいのだろう。
この心の冷たさは、何所から来ているのだろうか。
強風に煽られて燃え上がった森林火災が、人間の消火活動により
鎮火に向かって燻り続けているようだ。
燃える火種は残っているが、冷たい水で抑えられているのだ。
人は誰でも何らかの方法で、自分の存在を確かめたいのだ。
ぼくは詩を書くことで、自分を表現したいと思った。
それも自分の心を突き動かし、表現せずに入られないような
感動を織り込んで。
では、偉大な神の存在を見ることが出来るのか。
雄大な自然に、畏怖の念が湧くのか。
創造的な仕事で自己実現が出来るのか。
ぼくは人に憧れることで、人を恋しいと思うことで、
ぼくの心に住み付く人がいることで、表現が燃え上がったのだ。
でもそれは、一時の幻想であったのか。
そうするには、もうおまえは若くないと心が叫ぶ。
そんなことをしてはいけないと、周りが忠告する。
でも、ぼくは自分の心に素直に従った。
そして色んな軋轢が生じた。周りの状況も変化した。
疲れたのだ、世の中と折り合いをつけることにした。
だから、今ではもう恋もしていなく、平穏だと言うのに
ぼくの心は冷え切っているのだ。
どうしたら暖かさを取り戻せるのだ。
キーツが黄金の国と比喩した世界に戻ろう。
忘れた感動を、偉大な王たちが打ち立てたモニュメントを、
辿ることにより、呼び覚ますのだ。
生野 恭

 今回は、農ライフの研修も2年目に突入し、実習畑もあてがわれ、ジャガイモ、ネギの植え付けや、ナス、サトイモ、スイートコーン、ニンジン、トマトなどの圃場準備に入り、多忙な日々となりました。これについてはいつか報告します。




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