ジャズ・オーディオの雑記帳
 by 6041のS
スピーカーのレイアウト変更(2010.10.25)

 JBLのWウーファーシステムが、我が家に嫁入りしたのが2007年の7月で、丁度3年がたちました。色々思うところがあってレイアウトの変更を決心し、3日かけて実行しました。

 今までオーディオ部屋の外側に設置していたALTECの6041をパソコン部屋に移し、JBLのWウーファーシステムを外側に移動し、今までJBLのあったところにALTECのA7を設置しました。特に大変だったのは、90Kgもある6041をスピーカー置き場から、段差20cmの床に一人で下ろす時でした。それから200KgもあるJBLを移動するのも大変でした。自動車のジャッキと台車を使ってそろり、そろりと実施しました。そして簡単なジグを作って、2インチドライバー2450Hを内振りに出来るようにしました。またA7にはJBLのツイータ2404Hを追加設置してあります。最終的なレイアウトは写真のようになりました。
 それで肝心の音ですが、いずれのスピーカー共に激変してしまいました。今回は部屋も含めて音響装置だと言うことを、あらためて実感しました。
 パソコン部屋に移動したALTECの6041ですが、この部屋では深夜まで音楽を聞く事が多く、従来のA7では小音量で聞くのは不便でしたが、このスピーカーは大音量も出せますが、あまり大きな音を出さない方が調整もしやすく、大音量のときには少し気になっていた低音のブーミー感もなくなり、10畳くらいの部屋でリラックスして聴くととても気持ちの良い鳴り方をします。大型スピーカーでは有りますが、パワーアンプにSV-501を使ってふわっと鳴らすと最高です。聞き込んでいきながらバランスを調整していきます。

 さらにイメージが変わったのが、JBLのWウーファーです。このスピーカーは、ウーファーにJBL-2226Jを2発、ドライバーはJBL-2450H、ツィータにはJBL-075という構成で使用していますが、今までは設置の間隔が狭かったせいか、音が直接スピーカーから飛び出すように感じていましたが、随分と奥行きを感じるようになりました。また低音の出方も、体が包み込まれるような音に大きく変わりました。
 A7はJBLのツイータ2404Hがないと、ドライバー802-8Gが随分と硬い音に聞こえ、これはと思いましたが、ツイータをつけることによりまろやかな音になりました。それでも音の飛び方は一番です。
 というように、今まで、それぞれのスピーカーの立ち位置になんとなく違和感があったのが、今回のレイアウト変更により、いずれのスピーカーも納まりが良くなったと思っています。しかしその分、鳴り方も替わったので、細部のチューニングが必要ですが、時間をかけて実施したいと思っています。3日間をかけた3年ぶりのレイアウト変更でした。


25回を迎えたT田さんのレコードコンサート(2010.10.30)

 T田さんが毎月1回、月の最終土曜日のPM7:00からレコードコンサートを開催されるようになって、今日で25回目となりました。ということは早いもので、もう丸2年が過ぎたということです。
 それにしても、毎回コンサートの案内のはがきを関係者に出され、クラシック、ジャズ、歌謡曲のLPやEPを選曲し、当日にはパンフレットやアンケートを用意したり、場所が安城の教会なのでオーディオ装置をセットしたり、片付けたりと、奥さんと共に大変な労力を使ってここまでやられていることには、本当に敬服します。
 T田さんのコンサートの内容について、第25回を例に紹介をすると、プログラムの構成は3部構成となっており、第1部はクラシック、第2部はジャズ、第3部は日本の歌謡曲です。音源はすべてLPやEPといったアナログレコードです。
第1部:クラシック
 ・展覧会の絵、ムソルグスキー/イーゴリ・マルケヴィッチ指揮、ベルリン・フィル

 ムソルグスキーを得意としたマルケヴィッチの切れの良い演奏
 ・弦楽四重奏曲第9番、ドヴォルザーク/スメタナ弦楽四重奏団など
 ドヴォルザークの哀愁を漂わせた中にも、力強い曲をスメタナの名演で
第2部:ジャズ
 ジャズはチャールス・ミンガスのDebutレコードからの5枚で、いずれも大変珍しい10インチのオリジナルLPです。
 ・Introducing Paul Bley With Charlie Mingus And Art Blakey
 ・Kenny Dorham Quintet
 ・THAD JONES

 これ以外に、SAM MOST QUARTETとJazz Work Shopのアルバムです。
 これらを再生するオーディオは、ワーフェデールのスピーカーをマッキントシュのC26と240というプリ・パワーの構成で駆動しています。音のイメージは、響きを抑えてからっとしていて、どちらかというと打楽器の再生に向いたような、少し個性的な音です。
 コンサートの雰囲気は、リラックスしていて、大変アットホームであり、一般の皆さんの気軽な参加を歓迎しているようなので、興味のある方は参加してみてください。次回の予定は11月27日(土)の午後7時からで、場所は安城教会(0566-76-4391)です。




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