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大根、白菜、キャベツ、ブロッコリー、カブなどの野菜は10月までに植え付けを終わり、すくすくと育っていますが、11月に植え付けを行うものに春キャベツがあります。10月にポットに播種し、本葉が5枚出た11月に植え付けます。普通のキャベツより、柔らかくサラダなどの生食には最適です。
写真はポット苗の現在の状況です。11月に植え付けるものとしてはこれ以外にタマネギがあります。今の時期は、だんだん寒くなるので植え付けのタイミングを狂わさないことがとても重要です。
「FMジャズ喫茶Pitch」も4年目に突入します。ぼくは初心に帰ってズートとゲッツからスタートしたいと思います。

1)神谷:Too Young To Go Steady (4:21)
・John Coltrane Quartet – Ballads
・Impulse! – AS-32 (release 1963)
・Recorded at the Van Gelder Studio December, 1961 through November, 1962
Bass – Jimmy Garrison
Drums – Elvin Jones
Piano – McCoy Tyner
Tenor Saxophone – John Coltrane
マスターがよく知られた大名盤を持ってきました。大橋さんがなかなかこれをかけないので、しびれを切らして持ってきたとのこと。インパルスのドンシュリッテンの企画で演奏したコルトレーンのバラード集。べたべたしたところがなくて聞きやすいと思います。

2)清水:You're My Everything (5:21)
・Zoot Sims Meets Jimmy Rowles – If I'm Lucky
・Pablo Records – 2310-803 (release 1977)
・Recorded at RCA Studios, New York; October 27-28, 1977
Bass – George Mraz
Drums – Mousie Alexander
Piano – Jimmy Rowles
Tenor Saxophone – Zoot Sims
ズートの演奏はワンホーンが好みです。You're My Everythingというバラード曲を、気持ちよくのびのびと演奏しています。こういうズートは最高です。

3)大橋:If There's Someone Lovelier Than You(A1) (2:41)
・Tal Farlow – The Tal Farlow Album
・Norgran Records – MG N-1047 (release 1955)
・Recorded: Tracks A1 to A6, B1, B2 in early 1954
Bass – Oscar Pettiford (tracks: A1 to B2)
Drums – Joe Morello (tracks: A1 to B2)
Guitar – Barry Galbraith (tracks: A1 to B2), Tal Farlow
ベース、ドラムス、ギターというリズムトリオをバックにタル・ファーロウが太いギター音でバップ演奏しています。こういうタルもぼくは大好きです。大橋さん良い選曲ですね。

4)神谷:Lester Leaps In (3:09)
・Lester Young With Count Basie And His Orchestra – Lester Young Memorial Album Volume 1
・Epic – LN 3576 (release 1959),
このアルバムはレスター・ヤングが1936年から40年の、カウント・ベイシー・オーケストラとの共演を2枚組に収録したベスト・アルバムである。若きレスターがノンヴィブラートの独特のトーンで、得意のLester Leaps Inという曲を速いパッセージで溌剌と演奏しているのが聴ける。

5)清水:Slow Boat To China (8:13)
・Stan Getz – Soul Eyes
・Concord Jazz – CCD-4783-2 (release 1997)
・Recorded live at the Glasgow International Jazz Festival and at Musikhusit Aarhus, Copenhagen - June/July, 1989
Bass – Yashuito Mori
Drums – Ben Riley
Piano – Kenny Barron
Tenor Saxophone – Stan Getz
ゲッツがガンにより亡くなったのが1991年6月だ。このアルバムは丁度その2年前に製作されたもので、ガンの治療をしながらの演奏である。お気に入りのケニー・バロンの参加を得てコペンハーゲンでのライブ演奏である。晩年のゲッツのテナーはエッジの鋭い音で、若いころのクールでヴェルベットなサウンドとはかけ離れている。ぼくはどちらも好きである。

6)神谷:Solitude (4:45)
・Carol Sloane – Sophisticated Lady
・Trio Records – PAP-9099 (release 1977)
・Recorded October 16, 1977 at Media Studio, Tokyo, Japan
Bass – George Mraz
Drums – Richie Pratt
Piano – Roland Hanna
Vocals – Carol Sloane
本来なら6曲目は大橋さんの選曲であるが、用意したKenny DorhamのAfro Cubanというアルバムについて、数あるKenny Dorhamのアルバムの中でこれを選曲するなんて、物好きだねという声が上がり、急遽パスしてマスターの登場となった。ぼくは予定通りで、物好き度を聞いてもらっても良いと思っていました。
マスターの選曲はCarol SloaneのヴォーカルでSolitudeというバラードです。彼女のヴォーカルは聞きやすくぼくは好きです。

3人で写っているテーブルの上にブルーの表紙の本が載っていますが、これはJazz THE ROUGHGUIDE(768頁)というPenguinグループが出版した本で、ジャズマンのバイオグラフィーを中心に記述され、ジャズ人名事典のようなものです。1995年出版の本で、カナダのバンクーバー空港の本屋で購入したと思います。写真が沢山使われていて、マスターが見たこともない珍しい写真があると感心していました。ジャズマンの生年月日とか死亡月日とかはなかなか覚えきらないので、この番組を始めてから時々手に取っています。

