FMデジタルチューナー C-FT100
税込 ¥ 165,000~¥ 217,800 (税抜 ¥ 150,000~¥ 198,000)
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ポイントについて商品コード: T10660
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次回 12月下旬頃入荷予定
世界唯一のフルデジタルFMチューナーをより身近にしたC-FT100
民生機では世界初となるフルデジタルFMチューナーC-FT1000。その本質であるRFダイレクトサンプリング+高性能FPGAによるフルデジタル処理そのままに、よりシンプルにフルデジタルFMチューナーの高音質を楽しみたいユーザーに向けたモデルがニューモデルC-FT100です。
参考ブログ(1) 概要編
参考ブログ(2) マルチパスキャンセラー編
より本質を追求したフルデジタルFMチューナーC-FT100
1970年代に全盛を極めたFMチューナーは受信にはエアバリコン、まるで演算に次ぐ演算のような内部処理はすべてアナログ回路で行われていました。しかし100MHz近い周波数の電波を扱うFMチューナーは、オーディオ機器では珍しく高周波が筐体内部を巡るためノイズとの闘いでもありました。おそらく当時の技術者も演算をもっと簡単にできたらノイズを気にせず設計できたら、と考えたことでしょう。
こうした当時の先端技術を結集して作られたFMチューナーですが、1982年のCD誕生とそれに続くデジタルオーディオの流行、さらにインターネットの普及、音楽配信等、オーディオを取り巻く環境の変化の中で、徐々に存在感を小さくしていきます。そして極めつけはスマホやPCで手軽にラジオが聴ける「radiko」の登場。もはやラジオは電波をキャッチするのではなくネット経由で聴くのが主流になってしまいました。
しかし、皮肉なことにradikoの登場と普及によりラジオを聴く人は近年ふたたび増えています。それにともないラジオの価値も見直されてきました。専門家が選曲したラジオの音楽番組は新しい音楽との出会いをもたらしてくれます。
インターネットでは好きな曲を探すことは出来ても、知らない曲を聴くことは困難です。そしてradikoの圧縮音質に対し、CDがハイレゾに移行したように、さらなる高音質を求めるリスナーも増えて来ました。ところが市場を見回しても、すでにFMチューナーは絶滅危惧種。現在販売されているチューナーは、チップ化され簡略化されたものか、マイナーアップデートが繰り返されてはいますが基本的にはかつてのアナログチューナーを踏襲したハイエンドモデルしか残っていないのが現状です。
その現状を踏まえ、デジタル技術とアナログアンプで培ったオーディオ技術を融合させ、理想を追求し開発されたFMチューナーがFT100なのです。
歪率(85dBf入力、1kHz) | 0.01%(MONO)、0.02%(STEREO) |
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SN比(85dBf入力、A補正) | 90dB(MONO)、85dB(STEREO) |
ステレオ分離度 | 80dB(1kHz)、70dB(10 〜15kHz) |
周波数特性 | 10 〜15kHz(+0.1dB、-0.5dB) |
出力レベル(周波数偏移 75kHz) | アナログ 0.71Vrms / デジタル -5.8dBFS |
受信周波数範囲 | 76.0 〜95.0MHz(0.1MHz ステップ) |
アンテナインピーダンス | 75 Ω不平衡(F 型コネクタ) |
FM 検波方式 | デジタル検波方式(CORDIC) |
ステレオ復調方式 | デジタル復調方式(マトリクス方式) |
デジタル音声出力 | 同軸× 1 系統(48 〜192kHz)、光(TOSLINK)× 1 系統(48 〜96kHz)、AES/EBU × 1 系統(48 〜192kHz) |
アナログ音声出力 | アンバランス(RCA 1.5k Ω)× 1 系統 |
電源 | AC100V(50/60Hz) |
消費電力 | 5W |
外形寸法 | W430×H80×D320mm |
重量 | 5.3kg |
付属品 | RCAケーブル・電源ケーブル・小型リモコン |