ジャズ・オーディオの雑記帳
 by 6041のS
小型双眼実体顕微鏡(2010.1.28)

 注文していた小型双眼実体顕微鏡が届きました。ダイコーサイエンス株式会社のDS-2040という型番のもので、倍率は20X、40Xです。とてもしっかりとした作りの顕微鏡です。これで何をするかというと、カビの観察をしようと思っています。と言っても、カビの研究をするのではなく、野菜の大部分の病気の原因である糸状菌の診断を目視だけでなく、20X、40Xの実態顕微鏡で観察して出来るようになりたいと思っているのです。
 と言うことで、さっそく身近に有った糸状菌(カビ)を実態顕微鏡で覗いて写真を撮ってみました。本格的な写真撮影は出来ないので、デジカメを接眼レンズに貼り付けて取った写真なので、ピントが甘くなってしまいました。

(みかんの白カビX40)
(大豆についたカビX40)

 一方では、糸状菌をただ単に観察するだけでは面白くないので、植物の病気の基本的な知識と、菌類の知識について勉強しようと思って参考書を探してみました
1)植物病理学 2007年 大木 理 東京化学同人 ISBN 4807906607 2625円
2)最新植物病理学 2004年 奥田誠一ら 朝倉書店 ISBN 4254420285 4600円
3)新編 植物病理学概論 1998年 久能 均ら 養賢堂 ISBN 4842598069 4410円
4)新 植物病理学 1992年 都丸敬一ら 朝倉書店 ISBN 4254420137 4720円

5)チョコレートを滅ぼしたカビ・キノコの話 植物病理学入門 2008年 ニコラス・マネー、小川真訳 築地書館 ISBN 9784806713722 2800円
6)ふしぎな生きもの カビ・キノコ 菌学入門 2007年 ニコラス・マネー、小川真訳 築地書館 ISBN 9784806713579 2800円
7)菌類のふしぎ 2008年 国立科学博物館 東海大学出版会 ISBN4486017935 2940円

 読み物としても面白そうな気がしてきました。この中から適当にピックアップして、読み始めようと思っています。野菜作りからは逸脱しそうですが、急ぐこともないので、道草したり、回り道したりしながら、知的好奇心を楽しみたいと思っています。


実体顕微鏡で撮った写真(2010.1.29)

 実体顕微鏡で、アナログカートリッジのカンチレバーと先端のダイヤモンド針を、写真に撮りました。倍率はいずれも40倍です。

1) A社のMCカートリッジ:丁寧な作りです。

2)同じくA社のMMカートリッジ:形状はよく似ていますが、先端のダイヤモンドが非常に小さいのに気づきます。軽針圧のハイコンプライアンスカートリッジであれば、これでよいのでしょう。

3)S社のMMカートリッジ:がっしりしたダイヤ針がついています。

4)O社のMCカートリッジ:端正な形をしています。

5)意外な発見:カンチレバーに縦にキレツが入っているのを発見しました。(古いからな!)

顕微鏡を覗いていると、良くも悪くも、何かしら発見があります。


ヨーロッパのジャズ(2010.1.30)

 ヨーロッパ出身で、アメリカのジャズマンと一緒に活躍している人は割合知っていたが、ヨーロッパで活躍したジャズマンは余り知らなかった。今でもそんなに多くないが、それでもグッドベイトのマスターに教えられて少しは知っている人も増えた。順不同であるが、印象的なジャズマンとぼくが聞いた代表的なアルバム名を掲げる。
 「以前紹介したことのある人」
 バルネ・ウィラン(ts):この人については2007年10月11日の雑記帳で紹介した。最も晩年には日本でも精力的に紹介されたので、良く知られている。
 ヤンシー・キョロシー(p):この人については2008年3月16日の雑記帳で紹介した。
 ジョルジュ・アルバニタ(p):この人については2009年2月20日の雑記帳で紹介した。
 「今回紹介する人」
 タビー・ヘイズ(ts):英国ジャズ・シーン屈指のサックス奏者


エラルド・ヴォロンテ(ts):イタリア人のこのひとのテナーは熱いものがあり、素晴らしい。


ジョン・サーマン(bls、ss):紹介したアルバムは彼のリーダー作ではない。


マーシャル・ソラール(p)、ダニエル・ユメール(d):フランスを代表する二人。


フランソワ・ジャノー(ts):バップからフリーまで多才である。


スタン・トレイシー(p):エリントン的、モンク的なピアニスト。


 上に挙げたようなアルバムを聴くようになって、ぼくも少しずつヨーロッパのジャズに入り込んでいるような気がしている。これ以外に北欧系のアルバムを聞きつつある。またここには挙げなかったが、「日本でもアルバムがよく出ている人」として、ジャンゴ・ラインハルト(g)、ステファン・グラッペリ(vln)、テテ・モントリュー(p)、ミシェル・ペトルチアーニ(p)、ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)などなどがある。




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