約２年前に大切な人を亡くしてからはオーディオに対しても情熱や精神的な気力、集中力もなくなりブログに関しても遠ざかっていました、先日大橋さんから連絡があり現在の心境を伝えました、オーディオだけではなく違う内容でも良いからと勧められて少しは気持ちが落ち着きました、皆さんには大変ご迷惑とご心配をおかけしまして申し訳ありませんでした、いまは私も体調がよくない時があり、文面も支離滅裂な内容になる場合もあります。
これからのコラムはオーディオと「私の思い出の聖地」を発信していきたいと思っていますからご拝読を宜しくお願いします。


　少し前にリサイクルショップに行ったとき店員に真空管はありますかと尋ねた所ジャンク品ならありますが見てくださいと云われた、真空管のカートンボックスの中を見ますと松下電器の整流管５ＡＲ４が約３０本と６Ｖ６が少しありほとんど未使用の状態で保管されていました、店員にこの球は1本いくらと尋ねますと消費税込みで１０８円ですと云われすべて購入した、自宅で動作チェックした所まったく異常もなく新品未使用の状態でした、早速ヤフオクに出品しますと平均１本３０００円で売れたがまさか買値の３０倍で売れるとは・・・・・



「柿食えば鐘が鳴る鳴り法隆寺」これは正岡子規の有名な俳句ですね、法隆寺は奈良県の斑鳩の郷にあります。ユネスコの世界遺産で国宝でもあります。 皆さん法隆寺はほとんどの方がご存知ですがこのコラムをお読みの方で北は北海道、南は九州、沖縄の方もご存知ですが遠方からですと中々奈良の法隆寺に行くことは大変なことです。今回私が行った法隆寺を写真付きで詳しくご紹介させて頂きます。


この法隆寺の宗派は聖徳宗大本山で檀家はいませんが拝観料だけで賄っているそうです。法隆寺の拝観は朝の９時から夕方５時まで
法隆寺のスタッフとお話しましたが小学校や中学校、高等学校の修学旅行で来られた方もいますが人生の年齢を重ねますと子供の頃とは違った見方になります。特に国宝に指定されている薬師如来坐像や聖観音菩薩像を見ますと心が洗われ癒されますね、
法隆寺には有名な五重塔と金堂、大講堂、聖徳太子の大宝蔵院と夢殿があり五重塔と金堂、夢殿は外から中を見ることができますが中に入って見学することは出来ません。
拝観料を払って敷地の中に入りますと五重塔と金堂の向こう側に大講堂があります。この大講堂の中には国宝の薬師如来坐像が鎮座しています。




五重塔のある敷地から外に出ますと壁伝いに２００ｍぐらい歩きますと有名な八角堂で知られる夢殿があり外から中を見ることが出来ます。中には座禅を組むようになっています。
法隆寺の敷地面積は１８万７０００㎡と大変広いです。
法隆寺は聖徳太子ゆかりの地で日本人はもちろん海外からの観光客も沢山訪れています。建物内部には国宝の仏像や聖観音菩薩像も近くで見ることが出来ますが残念ながら写真撮影は禁止です。
特に注目するのは南大門を入りますと目の前に高さ３１．５ｍの五重塔と金堂で高さ１６ｍです。この法隆寺は何回も行った場所で私にとっては思い出の聖地の一つです。
南大門を入ってからすべてを回ると約２時間はかかる膨大な敷地で歩くのも大変な距離ですがここの法隆寺を訪れますと心が少し穏やかになります。また偶数の時刻になりますと鐘が鳴りこの鐘を聞きますと心が癒されます。
法隆寺の建物を見ながら鐘の響きを聞くと正岡子規の俳句通り「柿食えば鐘が鳴る鳴り法隆寺」の雰囲気を味合うことができます。
法隆寺は二人で何回も行きましたが今は一人です。法隆寺の良さは
京都のお寺と違って参拝客は少なくゆったりと回れるのが魅力ですが拝観料が1５００円は高いのか安いのか？



以前はまったく興味が無かったのですが最近は必ずお寺に行きますと御朱印を書いて頂くようになりました、写真の御朱印は法隆寺で書いて頂いたものです。
次回からも今まで行ったお寺の御朱印をご紹介します。




オーディオマニアの方でもオーディオだけでなく神社仏閣、お城に興味のある方は沢山います。一度でも良いですから世界遺産法隆寺に行かれると良いです。 次回はこの法隆寺の魅力に取りつかれて「魂を込めた」五重塔と金堂を模型製作しましたので一度見て評価してください。