by Y下 
第46回 思い出の聖地 世界遺産 奈良薬師寺

今回は衝動買いして失敗したフォノモーターと奈良の斑鳩の郷にあります
世界遺産の薬師寺をご紹介します。
YAMAHAプレーヤー
CEC FR-250Aアイドラータイプ

このフォノモーターは私が高校生の頃夏休みのアルバイトで初めて購入したもので当時の懐かしさが宿ってきて衝動買いしたのですが今までフォノモーターは修理した経験がありますからヤフオクのジャンク品でも安ければ落札して直せば使えるはず、少し競合になりましたが安く落札することができました、
早速電源を入れてツマミを回しますとターンテーブルが回転したのは良いがゴロが酷すぎる、アイドラーが固くなりしかも油切れのためゴロになっている、
落札するのを後悔していたが何とか修復する必要がある。
ゴロの原因はアイドラーの軸の油切れとアイドラーのゴムの硬質が原因であった、本体をばらして注油しながらキャプスタンを綺麗に磨いた、また本体の軸受けも油切れでこの部分はシリコンオイルを抽入して余分なノイズをカットしたら大変静かにターンテーブルが回り出した、よし!修理完了で問題は解決したと思った、一度電源を入れて30分ぐらい動作させていたらモーターが熱くなり触れなくなった、これは大変な問題で解決するにはモーター自体交換しなくては直らない、モーターはシンクロナスモーターですがこんなに熱くなるのであれば使えない、また火事にもなりかねない、最終的に同じモーターを手に入れて交換しなければ修理不能である。
修理不能であればゴミと同じ、もう二度とジャンク品は落札しないことに決めました、皆さんもジャンク出品にはリスクを伴いますから入札には注意が肝要です。


今回購入に失敗したCEC FR-250A

奈良県 斑鳩の郷 世界遺産薬師寺
奈良県 斑鳩の郷 世界遺産薬師寺




奈良にあります薬師寺は法相宗の大本山になります。白鳳時代680年ごろ持統天皇の時代に完成したと云われています。建物自体竜宮作りと呼ばれる程の大変美しいお寺です。今回はこの薬師寺を皆さんにご紹介させて頂きます。
拝観料を払って中に入りますと目の前に「金堂」がありその左右に雑誌やポスターで紹介されている二つの塔があります。向かって右側に東塔があり左側に西塔がありこの二つの塔を見ますと悠久の時を超えて当時の時代にタイムスリップしたような錯覚にとらわれます。


金堂
金堂の中には阿弥陀如来像と日光菩薩、月光菩薩の三つの仏像を見ることが出来ます。
この金堂を出ますと目の前に大きな建物で大講堂があります。薬師寺の敷地は大変広くゆっくり散策すると建物は特徴があります。建物自体朱色で塗られて中国から伝わった印象が感じ取られます。
薬師寺では時々お坊さんの説法を聞くことが出来これが大変評判になっています。


大講堂
金堂を出ますと正面に大講堂がありこの中を見学することが出来ます。

西塔
こちらの写真は西塔と呼ばれ高さ34mあります。建物は昭和54年に建てられたそうです。建物自体すべて木製で当時の宮大工が製作しましたが図面などなくどのように建てられたのか私にとっては謎です。焼失する前は多分この建物は朱色で塗ってあったと思います。近くで見ると圧倒させられます。

東塔
2017年に行ったときこの東塔は改修工事中で外からは見ることは出来ませんでしたが果たしてどのように改修されるのか楽しみでもありました、 今年の4月に東塔の落慶法要があるとの事でしたが残念ながら新型コロナウィルスのため中止になりました。
7月に入って再度薬師寺を訪れその時東塔はネットが外され全体の雄姿を見ることが出来1300年前に建てられたとは思えません。左右に塔があるのは薬師寺だけで他にはありません。
改装後はまだ基壇の工事が終わっていませんがまた行くのが楽しみでもあります。


あとがき
あとがき

今回は直せなかったフォノモーターと薬師寺を取り上げてみましたが薬師寺は素晴らしいお寺で是非奈良に行くようなことがあれば立ち寄っていただきたい、
また遠方にお住まいの方は簡単には行けませんからこのコラムと写真を見て頂ければ幸いです。
次回は同じ斑鳩の郷にあります唐招提寺をご紹介させて頂きます。


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