by Y下 
第48回 興福寺と東大寺、フォノモーター

大変お待たせしました今回は奈良の大地にそびえる興福寺五重塔と大仏で有名な東大寺をご紹介します。現在法隆寺の1/50サイズの模型がほぼ完成ですがまだ少し残っていますので完成しましたらご紹介させて頂きます。
また買っちゃったフォノモーター
また買っちゃったフォノモーター

前回CEC(中央電気)のFR-250Aをヤフオクで落札したのですがモーターが熱くなり使えないのでヤフオクにジャンクで出品して売却したが大変心残りがありもう一度同じようなフォノモーターが出品されたら購入しようと目論んでいました、

大変汚い状態でしたから綺麗に磨きました、


ターンテーブルも研磨したら新品のようにピカピカになった
ヤフオクで検索すると同じCEC製のFR-245Aが出品されていた、このFR-245Aは250Aの前身で1960年代の古いモーターです。
発売から60年も経っていると必ずモーターのゴロやワウフラッターがあり特にリムドライブの場合はアイドラーのほとんどが変形している場合が多い、
ヤフ-オークションでほしいものが出品されると必ず競合になり思った以上の価格になって諦めて悔しい思いをした方が沢山いますね、
どうしても欲しい場合は私は裏ワザを使って安く購入する秘伝を会得しました、
秘伝ですから皆さんには教えられません。この秘伝を使ったので大変安く落札出来ました、
かんたん決済終了後に商品が届き動作確認しますとモーターのゴロが酷いですが外観を見ますとあまり使用しなかったと思われます。モーターのゴロはアイドラーの回転軸からのゴロとわかりアイドラーを外してシリコングリースを抽入しましたらゴロはピタリと止まり静かにターンテーブルが回り出しました、回転数の切り換えも問題なくストロボで正規の回転を確認、このプレーヤーはガラードと同じ微調整が出来るようになっている。
問題のモーターの熱ですが長時間電源を入れておいても発熱はしなかった、
フォノモーターに耳を近づけてもモーターの回転ノイズも少なく十分使えるのがわかった
リムドライブはガラード、トーレンス、EMTと海外製品があります。私は高校生の頃お金がなくて買えなかったから当時の物が出品されると欲しくなってしまう悪い癖がいつも出てしまう、今回購入したCECのFR-245Aは大変レトロ感のあるフォノモーターで貴重な製品です。

ターンテーブルを外すとシャーシーとゴムのアイドラが見えます。


モーターはインダクションモーターが使ってある。
奈良、興福寺と東大寺
奈良、興福寺と東大寺





奈良は小学生の修学旅行で行った記憶がありますが正直お寺には興味が無かったのと興福寺の五重塔は知りませんでした、人は年を重ねると神社仏閣に心惹かれるものがあります。5年前の冬の季節に二人で奈良に行きました、興福寺の有料駐車場に車を止めて歩きますと何んだ!この建物はとびっくり、これが有名な興福寺の五重塔で高さ50,1mで木造建築の中では京都の東寺と比較して2番目に高い塔です。現代では高層マンションやビルがこれ以上高い建物がありますが木造の建物はコンクリートと違って芸術的で素晴らしいです。奈良の大地にそびえ立つのが興福寺の五重塔、奈良市も京都と同じく高層の建物は立てることが出来ませんから特に目立ちます。五重塔の傍に国宝館があり中に入りますと有名な阿修羅像を近くで見ることが出来ます。ここに展示されているものすべて国宝です。


ポスターや写真でよく見る興福寺の阿修羅立像で現物は国宝館で展示されています。 奈良公園
奈良公園


奈良公園の中を東に歩きますと左側に大きな建物が見えてきます。これが有名な奈良国立博物館です。70才以上の方は無料で見学することが出来、中には仏像でも聖観音菩薩立像(しようかんのんぼさつりゅうぞう)と読みます。が沢山展示してあり大変心が癒されます。入場料が無料とは嬉しい限りだ、
奈良公園を散策しながら進みますと公園には沢山の鹿がいて鹿せんべいを与えますと喜んで食べています。



奈良公園の中にある有名な奈良国立博物館でこの中には沢山の仏像が展示してあり一度奈良に行かれたら是非ここを見学してください。感動しますよ

国立博物館を過ぎますとすぐ右側にもう一つ大きな建物があります。この建物は一年に一度開かれる正倉院展がここで開催され私も昨年正倉院展に行きました、
毎年開かれる正倉院展は全国から来られて長蛇の列になりました。
興福寺から奈良公園を1Kmぐらい歩きますと世界遺産で有名な東大寺の正門が見えてきます。



これが有名な東大寺の大仏です。
拝観料を払って中に入りますと写真でよく見る東大寺の本堂が見事な佇まいで圧倒されてしまう、 法隆寺・全景ジオラマ模型の製作
法隆寺・全景ジオラマ模型の製作

法隆寺の1/150サイズは大変細かい部分がありますがこの模型は中途半端な模型で細かい部分は手抜きされています。今回の法隆寺製作にはスクラッチで細かい部分を作り組み上げますが実際の法隆寺は1300年前の建物ですから綺麗ではありません、実物は大変汚れた状態ですからこれを再現してオールド感をだそうと思って挑戦しました、
瓦の汚れや建物のくすみを出すのに苦労しました、私は何回も法隆寺に行っていますから納得のいくように製作を進めていくので完成までは1年ぐらいを予定しています。完成に近づくと参拝者の人形や樹木も配置して本物と見間違うようにジオラマで再現したい

法隆寺1/150の模型で中門です。


横幅の長い建物が大講堂です。

法隆寺の全景は縦横約800mmもあり壮大なスケールのある模型になります。
次回からは法隆寺のジオラマの製作状況を回数をご紹介させて頂きますがCECのFR-245Aフォノモーターも買った以上このプレーヤーも完成させたいと目論んでいます。


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