by Y下 
第50回 私のオーディオ人生「水戸黄門」

コラムの50回目を記念して皆さんご存知の水戸黄門をメインにしたいと思います。このコラムを読まれる方のほとんどが水戸黄門のドラマを見ていつも最後に印籠を見せる時は目に涙を浮かべて感動されていますね、私もこのドラマの大ファンです。今回は水戸黄門のロケ地を尋ねましたので是非見て下さい。


この印籠が目に入らぬか!
この印籠が目に入らぬか!

ドラマの最後に必ず「この印籠が目に入らぬか」と葵の紋が入った印籠を見せつける場面はいつも感動ものです、確かに筋書きはワンパターンなのにいつ見ても感動しますが悪代官や悪奉行の頭の黒いネズミがこの印籠を目にすると全員が驚ろきます、いつものセリフで「こちらにおわす方をどなたと心得るこのお方は先の副将軍水戸光圀公に合わせられる控えゴロー」このセリフはたまりませんね、

里見浩太朗主演の水戸黄門です。
近江八幡、八幡堀り
近江八幡、八幡堀り

この撮影場所は滋賀県の近江八幡にある川沿いを撮影場所にしています。
この川沿いは「暴れん坊将軍」にも時々撮影されています。この場所に行きますと江戸時代にタイムスリップしたようなイメージになります。この川を観光船が観光客を乗せて案内してくれます。


八幡堀りから500mぐらい上流に行きますと有名な撮影場所の一つで川から階段になって沢山の廻船問屋があり人が荷物の積み下ろしをしている場所ですがすぐ傍には一般の民家がありますがその部分はカメラワークでカットされています。


観光船の船頭が教えてくれました、撮影時は事前の連絡もなく撮影開始だそうです。偶然観光に来られた方はこの撮影を見て感激しますよね、
東映京都太秦映画村
東映京都太秦映画村




京都太秦映画村の正面玄関でここでチケットを購入して中に入りますと沢山のお土産売り場と大きなレストランがあります。この中を通るといよいよ江戸時代にタイムスリップします。



この場所は貧乏長屋で左側に水の出ない井戸があり長屋の住民たちが会話している場所で長屋が出てくる時は小道具を配置してイメージを変えて撮影されますが一軒だけ長屋の内部が再現されています。



この場所は廻船問屋になっていてここに船を置いて荷物の積み下ろしをしていますがこの池の大きさは約20m四方の小さな池ですがカメラアングルで回りを写さないように撮影しています。



この橋は映画村の中にある日本橋で時々この上でチャンバラの撮影が行われていますが橋の下は水の流れる川ではありません



太秦映画村のメインストリートでよくこの場所で撮影されています。
以前見たDVDで第32部3話の「おらが蕎麦は日本一」の場面で撮影された場所で七之助(三浦春馬)がお殿様と対面する場所ですが水戸黄門では時々この場所が使われます。
この時の子役で三浦春馬が七之助の子役で出ていましたが大変演技力があり将来有望と思いましたが残念ながらお亡くなりになりました、



この撮影場所は映画村の中心部にありドラマの中で「人情長屋の心意気」でお葉(若林志保)とお艶(由美かおる)の二人がこの橋に腰掛けながら会話していた場所で時々水戸黄門の中でも出てきます。
水戸黄門に想う
水戸黄門に想う

沢山の水戸黄門を見てきました、東野栄次郎からスタートして武田鉄矢までのシリーズを見ましたが里見浩太朗のご老公様はDVDを購入して観ました、出演されている皆さんは大変演技力があり素人の役者さんは使われませんでしたね、
ドラマの中で「ご隠居さんはいったいどなた」と云うセリフをよく耳にしますがそこがこのドラマの良さかも知れません。
不思議に思うのは悪代官や悪奉行の家来たちはいつも同じメンバーですが立ち回りの呼吸が同じメンバーの方でないと出来ないかも知れません。
立ち回り中、むね討ちで切られますがほとんど倒れませんね、
水戸黄門での一番人気は何と云っても由美かおるの入浴シーンで男の目が集中しますね、



この場所は水戸黄門とは別で暴れん坊将軍の「め組」のセットでこの中で撮影が行われていました、
今はありませんが「遠山の金さん」の奉行所もセットがありましたが今後撮影が無いとの事で取り壊されていました、
太秦映画村の敷地は大変広くゆったりと回れるのが魅力でまた建物の中の舞台では時代劇の寸劇もあり楽しませてくれます。

今は新型コロナウィルスで行けませんが収束した時は遠方の方も一度京都に旅行される機会がありましたら是非京都太秦映画村に行かれることをお勧めします。


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